python TA-Lib を使って ADX and DI を算出する方法( 他の指標算出方法も )
界隈(この言葉使ってみたかった)ではADX and DIを使った手法が流行ってるようなので、botに組み込めないかと思って算出方法を調べていたら、TA-Lib にまさにその関数がありましたのでご紹介します。
また、 ADX and DI だけでなく他にもかなりいろいろな指標 (MACD, RSI その他もろもろ) が計算できるので、そちらも含めて、
TA-Lib導入の方法( windows, linux 環境 )
ローソク足の取得 → ta-lib で計算 → 描画
まで説明します。
※ TA-Lib とは、C言語で作成された代表的な指標を算出するためのライブラリです。cryptowatch 等から取得した OHLCローソクデータを渡すだけで、その期間の指標値を算出してくれます。
MACD や RSIなど、自分で計算式を調べて一つ一つ算出する手間が省けますので、すごく便利です。またC言語でプリコンパイルされたライブラリを使うので、python のようなインタプリタ言語でチマチマ計算するより、ものすごく高速です。
目的はエントリ、クローズの判断なので、描画ではないのですが、データ取得が簡単なので、 plot に値を渡すだけで、こんな感じで描画するのもあっという間です。
この画像を描画するソースを付けて説明します。
では、導入の仕方から説明します。
ここから先は
4,887字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?