それでも幸せな寝かしつけ
大好きの涙
昨晩、3歳の娘とくっついてお布団に入り、寝ようとしていたら、娘が「ママ、大好き!」と言ってくれました。娘は毎日のように、眠る前に言ってくれます。
「ママも大好きだよ!」とお返事をしたら、「ママが優しくて、嬉しくて、涙がでちゃう。」と言って、目に涙を浮かべていました。
3歳の子が、大好きな気持ちが溢れて涙が出るなんて、少しびっくりしたし、心が温かくなりました。とてもありがたく、尊い時間を共に過ごさせてもらっているなと改めて感じた夜でした。
大変だった3人の寝かしつけ
我が子は3人とも、赤ちゃんの頃からなかなか寝てくれず、寝かしつけにはとても手を焼いてきました。
第一子は体力を持て余し、永遠に遊び続けたいタイプ。夜はなかなか寝ない上に、朝はまだ薄暗い時間に起き出して、暗闇で一人おもちゃで遊んでいる姿を見ては、嘘でしょ〜!もう少し寝かせてよ〜!と何度も夢であって欲しいと天を仰ぎました。
第二子は抱っこでしか十分に寝てくれず、私は万年抱っこ紐。お陰で、次々に洋服の両肩部分が擦り切れてしまい、苦肉の策で、よだれでも汚されず、肩の破れを防いでくれる割烹着が、私の制服であり戦闘服になりました。
今3歳の娘はとにかく眠りが浅い。寝かしつけが成功したと思い、私が用事を済ませようとそっと起きると、彼女も何故かそっと、忍足で起きてくる。その忍び具合がとても上手で、世が世なら立派なクノイチになれるんじゃないかと笑ってしまうほど。
それでも幸せな寝かしつけ
そんなこんなで、この10年以上、寝かしつけには手を焼いてきましたが、子どもたちと一緒に布団に入り、今日あった話や、お互いへの想いを伝え合う時間は、とても幸せな時間だったなと、娘の涙を見ながら、改めて思いました。
子育てはいつだって大変で、でも二度と戻らない、かけがえのない豊かな時間。
子どもたちが幸せな気持ちでお布団に入れる、穏やかな日々が続くことを、母はずっと願っています。