医療に優位性があっても患者が来ない美容クリニックの特徴
私に無料経営相談をお申し込みいただく先生の中には、医療に優位性があるにも関わらず、患者があまり来ていないクリニックがあります。
一方、医療の優位性が低いなぁ?と思われるクリニックでも広告費に積極的に投資し、診療圏内でそこそこ目立っているクリニックは患者が結構来ているケースはよくあります(ただ、こういうクリニックはリピート率が低く、悪い口コミが増えていく傾向があるので、医療の質・サービスを高めていく必要があります)。
これは非常に残念なことなのですが事実としてあります。
医療に優位性があるとは、医療の質・サービス、価格に優位性があることなどが挙げられますが、医療に優位性のあるクリニックこそ、診療圏内で目立たなければなりません。
そのためには広告費に投資をしなければなりません。
投資する広告費がないなら、無料媒体やいろいろなアイデアを出して診療圏内で目立ち、認知度アップを図らなければなりません。
特に日本人は自分が知っている会社やものを自動思考で良いと考え、選択する傾向が強いです。
もちろんいろいろ比較検討する人もいますが、知っているあの会社、あの商品なら間違いない、大丈夫だろうと自動思考で選択する人は非常に多いのです。
ですから、自院は、
「〇の治療なら〇クリニック」
という診療圏内の人の脳内シェアを高く獲得するために広告費に投資をしなければなりません。
病院やクリニックは広告費の投資に後ろ向きなところが多いです。
そのため、広告費を積極的に投資できるクリニックが伸びる傾向にあります(ただ、費用対効果の低い広告に投資をしても意味がありません。最近では、あまり美容医療業界のことを知らない業者へGoogle広告やSNS広告を依頼し、お金をドブに捨てているクリニックやそのことに気付いていないクリニックに出会う機会が増えています)。
是非、医療に優位性のあるクリニックは力相応で広告費に投資をしていただき、良い医療を幅広い人に提供していただければと思います