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なぜ、美容クリニックはキャンペーンで思ったような売上を上げられないのか?

先回のブログで美容クリニックはプロとアマの視点を持たなければならない。

特にマーケティングにおいては、アマの視点を持たなればならないということをお伝えしました。


それではなぜ、マーケティングにアマの視点が必要なのか?


突き詰めるとアマの視点でマーケティングを行っていかなければ、マーケットが拡大していかず、毎年、売上を上げ続けるのが難しくなるからです。


先日、ある美容クリニックからいくら割引キャンペーンを行っていても、思ったような集患ができず、売上も上がらないということでご相談をいただきました。


そもそも、美容クリニックで期間限定の割引キャンペーンを行うのはNGですが、ほとんどの美容クリニックの広告やイベントが、ターゲットを美容医療の経験者や美容医療をある程度は知っている。

あるいは興味を持っているという層に絞り込んでしまっていることに気づいていません。

実は美容クリニックが思っているほど、世間一般の人は美容医療についての知識はないですし、実際に受けたことのある人は全体からみれば、まだ少ないのです。

そのようわけで、世間一般ではまだ美容医療の価値がよくわかっていない人たちの方が多いわけですから、いくら割引キャンペーンを行ってみてもそれほど反響が取れるわけではないのです。

価値を感じないものがいくら安く提供されていても、いらないものはいらないのです。

もちろん、反響が鈍いのは何だか怖いという障壁があり、アクセスしづらいということもあるでしょう。


割引キャンペーンに反応する人たちは美容医療の経験者やある程度は美容医療を知っている層で、美容医療をよくわかっていない人たちにはあまりリーチできていません。

もちろんベースの売上は割引キャンペーンに反応する層の人たちでつくりますが、それよりも患者を集患して売上を上げていきたいという場合は、まだ美容医療をよくわかっていない人たちをターゲットにし、いろいろなマーケティング施策を実施していかなければなりません。

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