なぜ、あなたのクリニックは伸び悩むのか?⑤
「なぜあなたのクリニックは伸び悩むのか?」は今回で一旦終わりにしようと思いますが、最後にお伝えしたいのはやはり、
理事長、院長の器でどれぐらい法人、クリニックが成長するかが決まってしまうということです。
私の所属している会社でも組織体はトップで99%決まると言っていますが、
理事長、院長が元来お持ちの器、またその器をどれぐらい大きくできるか?がポイントになると思います。
器を大きくすることに関して特に感じるのは、ドクターの方は知識・スキルを学ばれることに対しては貪欲ですが、「素直」という点で引っかかる方が多いと感じています。
例えば、伸び悩んでいるクリニックの先生からご相談をいただき、私のお客様でうまくいっている成功事例をお伝えしても、
「それはうちのクリニックのあるエリアでは難しいですね」
「うちのクリニックにはうちのクリニックのやり方があるからそれは無理ですね」
「もっと違うやり方はないんですか?」
といった感じでおっしゃってくる先生がいらっしまいますが、こういうクリニックで伸びているクリニックはあまり見たことがありません。
今、そういうやり方をされているから伸び悩んでいるわけで、それを変えられたいからご相談にいらっしゃったのだと思うのですが、すでに他院で成功している成功事例を受け入れようとはされないのです 笑。
これが答えですよ!とお伝えしているのにそれを受け入れ、やってみようとされないのです 笑。
私は先生が納得されず、無理やりやっていただいても実行力が伴わずうまくいかないと思っていますので、強制してお願いすることはしません。
何度も何度も成功事例をお伝えし、種をまいて、いつ気付かれて花開くかをお待ちするしかないわけですが、素直に成功事例を受け入れられない先生と成功事例を素直に受け入れ、スピード感を持ってやられ、成功されていく先生との差はどんどん開いてしまいます。
そのようなわけで結局、先生の器で思考したものしか現実にはなりませんので、伸び悩んでいるクリニックの先生はご自身の器を大きくしていくしか解決策はないのです。
特に素直という器を大きくしていくことがクリニックを成長させる重要なポイントになるのではないかと、私は思っています。