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でこぼこ人間

院長がスタッフさんへある期待をし(院長が気付かないうちにスタッフさんへ期待している。そして、その期待は潜在的なものなのでスタッフさんには伝わっていないことも多い)、それが満たされないと不満になり、そのことについて、愚痴をおっしゃるということが、現場では結構あります。


人間は人それぞれ長所・短所を併せ持った存在で、でこぼこしているのが当たり前。

それで完璧の存在だということを頭では理解できていても、表面上でしか理解できていないということでしょうか?


もし、スタッフさんがでこぼこなのは当たり前、それで完璧ということを受け入れられれば、長所を褒めて、感謝することができますし、短所に愚痴を言うよりは、それをフォローできる環境を整えようとするでしょう。


でも、これが中々難しい。。。


やはり、スタッフさんが期待通りに動いてくれないとイライラ・ムカムカしてしまう。。。


そういう先生は一度、ご自身が長所・短所を併せ持った存在。

でこぼこの存在だということを認め、素直に受け入れてみると良いと思います。

ご自身のでこぼこを受け入れ、へこんだ短所を許してあげてください。


恐らく、スタッフさんの短所是正をしようとしてしまう先生はご自身の短所を受け入れ、許せていません。

何とか改善しようと試みているはずです。

だから、ご自身の短所是正のがんばりをスタッフさんにも気付かないうちに強制しているのです。


スタッフさんの短所を受け入れるには、まずご自身の短所を受け入れ、許すこと。そうすれば、いづれスタッフさんの短所も許すことができるようになっていくでしょう。


追伸
院長のミッション、ビジョン力、採用力がないと、どうしても自院に向いていないスタッフさんが入職してしまうことがあります。

そういう場合は無理せず、ご自身を許して、そのスタッフさんが輝ける別の職場を斡旋、探してあげた方が良い場合があります。

そこは間違えないようにしてください。

我慢する必要はありません。

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