【続】なぜいくらがんばっても院長の心が満たされないのか?
先回のコラムを書いた後、
実は自分軸ではなく、他人軸。
つまり、まわりの人、セミナー・勉強会・書籍などから情報を得て、それを信じ、活かして経営してきたが、何か違う気がしていたということをご連絡いただいた先生がかなりいらっしゃいました。
他の人やものから得た情報がご自身の価値観・考え方と合っているのならOKですが、何か違和感を感じていたという場合は、恐らくそうする許可を自分に与えられていませんので、すぐに行動に移せなかったり、動けたとしてもあまり良い結果にならなかったり、ある一定の結果がでたとしても、何かこころが満たされないということが起こるでしょう。
もし、「私は本当に何がやりたかったんだろうか?」ということを改めて知りたい、確認したい先生は、これからご自身がやろうかな?やってみようかな?と思っていることをすべてリストアップしてみてください。
そして、それらをみてご自身がどれぐらいそれらを本当にやってみたい、実現したいと思っているか?
そのパーセンテージ(%)をこころの声に1つずつ聞いてみてください。
何となくでかまいません。
そうすると、これは80%やってみたいと思っているとか、これは20%しかやりたいと思っていないとかがわかってきます。
そうすることで、本当にご自身がやりたかったこと、実はあまりやりたいとは思っていなかったことが明確になり、優先順位を付けられるようになります。
そして、その優先順位の高いものに集中して行動することで、こころが満たされていきますし、しっかりとした結果がでる可能性が高くなります。
他人の価値観や考え方を送り込まれ、他人の望んでいる人生を生きていてもむなしいだけです。
先生のこころが満たされることは絶対にありません。
私たちは自由意志を行使するために生まれてきています。
自分自身の決断で自分自身の人生をどう生きていくかを決断しなければなりません。
他人の人生を生きることで、幸せを感じられることは絶対にないのです。