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団塊ジュニア世代の過去の3大悲劇と未来の4大苦難

ロスジェネ世代に届ける、世相音声動画を見つけました。

氷河期・ロスジェネ世代の諸問題を言語化していますので、息苦しい生き方や苦しんでる人、現在引きこもりの方、社会を彷徨い微睡みな生活しているモヤモヤしてる方への処方箋動画です。

ぜひ、視聴してスッキリしてみましょう。
そして、それでも若人を支えて踏ん張って私たち世代の重しを取り除きましょう。


団塊ジュニア世代とは、1971年から1974年の間に生まれた世代のことを指します。 年齢は、2023年時点で49〜52歳です。 就職氷河期などの厳しい社会を生きてきたため、現実的思考を持つ人が多い傾向があるとされています。 団塊ジュニア世代のどこが、「悲劇の世代」なのか、過去の3つの大きな悲劇とこれから待ち受ける苦難について紹介します。



ここのチャンネルさんを紹介します。
ジェロム君の社会問題研究所というチャンネルです。

機械音声でなければ跳ねる要素ある動画を作ってるクリエイターさんです。
ぜひ動画をご紹介します。



以下動画引用文字起こしです。


団塊ジュニア世代の過去の三大悲劇と未来の四大苦難団塊ジュニア世代とは
1971年から1975年の間に生まれた世代のことを指します。

年齢は2023年時点で48から52歳です。
就職氷河期などの厳しい社会を生きてきたため、現実的思考を持つ人が多い傾向があるとされています。

団塊世代を親にも団塊ジュニア世代は第二次ベビーブーム生まれにあたり、その圧倒的人口の多さから、各ライフステージにおいて社会に様々な影響をもたらすと言われている世代です。

団塊ジュニア世代のどこが悲劇の世代なのかまずは過去の三つの大きな悲劇について見てみましょう。一大学志願者のほぼ半数が不合格、就職氷河期、平均給与が上がらないーこれら過去の三大悲劇についてそれぞれ解説していきます。


一大学志願者のほぼ半数が不合格

第二次ベビーブームに生まれた団塊ジュニアたちは、ただでさえ世代人口が多いことから同世代の子供たちとの競争が当たり前の環境で育っています。

この世代の大学受験は大学全入時代と言われる現在と比べると受験戦争という言葉がぴったりなくらい過酷な状況でした。

文部科学省学校基本調査卒業後の状況調査ので他を見て驚きました。
大学志願者は団塊ジュニア世代の1990年頃と今もほとんど変わっていないにもかかわらず不合格率は1990年が44、5%をピークに減少傾向
そうです。今はまさに大学全入時代です。

ここの世代にはたくさんの浪人生がいました。

いかに団塊ジュニア世代の大学受験が厳しかったのか伺います。


就職活動が就職氷河期

二つ目の悲劇は、就職活動が就職氷河期。
1993から2004年に重なったことです。

内閣日本経済2019~2020第二章人口減少時代における働き方を巡る課題によるとこの時期の新卒就職率は80パーセントから60パーセントまで低下していました。

新卒生の20~40%が就職難民になったと考えられるのです。

非常に厳しい就職活動の結果、ニートや引きこもりを大量発生させ
現在もう社会問題となっています。

平均給与が上がらない。

三、平均給与が上がらない。

そして三つ目の悲劇は、運良く就職できても給与が上がらない問題です。
厚生労働省厚生労働白書、令和時代の社会保障と働き方を考えるによると
平均給与は1990年をピークに下がり続けていることがわかります。

結婚し子供も生まれ、お金がかかる先に年収が上がらなかったら
老後の蓄えもたまりません。

バブルの恩恵を受けた先輩方の武勇伝を飲み屋で聞かされながら
どこか白けているのが団塊ジュニア世代のマインドのように思えるのです。

さらに、定年延長でバブル期に大量に採用されたバブル世代が上にまだ居座るため出世もできない状況です。

中高年を対象としたリストラや早期退職を強制させられる可能性もあり、給与が上がる確率は極めて低くなっています。


ここまで過去の悲劇について見てきました。

不運の世代と呼ばれる理由がよくわかります。

その他の恵まれた世代に対し、いくら大きな声で叫んでも誰も助けてくれません。自己責任と言われるだけです。

ただし、残念ながら現在、未来においてもさらなる苦難が予想されます。
これからの四大苦難は次の通りです。

四大苦難

一、仕事のモチベーションがなくなる時期に突入。
二、五十代で転職できる人はごくわずか。
三、年々減少する退職金。
四、社会保障は手薄になる。

これら四つの待ち受ける未来のくなりそれぞれ解説していきます。

一、仕事のモチベーションがなくなる時期に突入。

団塊シニア世代がいよいよ五十代に突入しました。1971年生まれは2013年で五十二歳になります。この五十代という年齢はサラリーマンが警戒しなければならない時期です。

なぜなら五十代の前半は昇進昇給に限界が見えて、仕事に対するモチベーションが急激に減少する時期だからです。

リクルートワークス研究所のシニアの就労実態調査では、
 仕事に対するモチベーションを、

1 他者への貢献 
2 生活との調和 、
3 仕事からの体験 
4 能力の発揮向上 
5 身体を動かすこと。
6、高い収入や栄誉

以上6つに分類し、それらのモチベーションが各年代でどのように変化するかを分析しています。

この調査結果を見ると、五十代前半のスコアが全てマイナスに転じています。これは今まで高い収入や栄誉を追い求め続けてきた社内出世競争に限界が見えて、キャリアの価値観を変更せざるを得ない試練に直面している時期とも言えます。また、自身の身体が老いてくると同時に親の介護が始まる精神的にも辛い時期に重なります。メンタル面でも五十代は注意しなければいけない年代なのです。

二、五十代で転職できる人はごくわずか


会社の現実から逃れるように新天地を求めて、早期退職制度を利用して転職を試みる人もいるかもしれません。

現実はそれほど甘くはありません。
これほど転職が一般的になってきたとはいえ、年代によって転職の難易度は大きく差があります。

厚生労働省の令和二年雇用動向調査によれば一年以内の転職者の割合を示す
転職入職率は男性の場合20代後半12.4パーセント30代前半11
パーセントに対して50代前半では半分にも満たないわずか4.2パーセントというシビアな数字があります。

感情先行の安易な退職は注意が必要です。

大企業の部長職にあった人が五十代半ばになり、不本意な役職定年になりました。そろそろ今の会社も潮時だとおもい、社会人になって初めて転職活動をしたそうです。

少し待遇は下がるかもしれないがすぐに困るだろうと高をくくっていたところ、500社に応募して面接まで進めたのはわずか5社です。

しかも条件は今の給与の半分以下ばかりです。

それでも内定まではたどり着かず半年経っても転職のめどは立たないままです。

こんなにも厳しいとはと途方に暮れているそうです。

三、年々減少する退職金。

転職せずに会社に残る判断をしたとしても退職金給付額は年々減少しているようです。



厚生労働省の調査によると勤続二十年以上かつ四十五歳以上で大学、大学院卒の退職給付金の平均は2003年には2499万円でした。

それが2018年には1788万円と十五年前に比べて700万円近く下げています。

残念ながらこの傾向は今後も続くと思われます。

会社を出ればリスクが高く、会社に残っても過去と比べると退職金は目減りする厳しい状況です。


四、社会保障

社会保障は手薄になる団塊ジュニア世代を待ち受けている。
2040年問題があります。

2040年問題とは。
団塊ジュニア世代が六十五歳になる2040年以降高齢者人口がピークとなる。労働人口が激減して労働力不足が深刻になる。

年金や医療費などの社会保障費も増大する。

これらのことが予想されており政府の財政問題があります。
この問題に伴って年金の支給開始年齢の引き上げも報道されているようです。

平成12年の法律改正で老齢厚生年金の支給開始年齢がそれまでの60歳から65歳に引き上げられましたが更に70歳に引き上げられるかもしれません。

すると65歳で退職後、どこにも再就職できなかった場合年金受給までの五年間は無職となり退職金を取り崩して生活しなければならなくなり、

単純計算として一カ月15万円で五年間暮らすことを考えると
900万円が余計に必要になります。

これまで見てきた各種のデータから団塊ジュニア世代が直面する未来は
想像以上に厳しいことが予測できます。



しかし、団塊ジュニア世代には65歳の退職時期までまだ十年程度あります。今から動き出せば十分間に合います。

団塊ジュニア世代は今こそ会社にいる時間を有効活用して、来るべき苦難を乗り越える準備を始めていきましょう。

そのためには、現実を冷静に把握しつつ少しでも将来不安に備え節約して貯蓄に励むことです。

そして金融リテラシーを上げて余剰資金でNISAやiDeCoなどを活用して投資をするなど団塊ジュニア世代独自のサバイバル計画を持つことが必要です。


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Mr.スナフキン
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