「目先の利害」で他社・他者を誘導せよ!?
『是の故に、諸侯を屈する者は害を以てし、諸侯を役する者は業を以てし、諸侯を趨(はし)らす者は利を以てす。』(「孫子の兵法」九変篇)
通解は、こちらです。
自社の市場におけるリーダーシップの地位
「成果」はリーダーシップによってもたらされます。
どのように?との疑問に対する回答の一つが上記3つの方策です。
この3つの方策が、そのまま実行されていたとしたら、どのようになっているでしょうか?
『他社との立ち位置』は、長い期間を見据えて行動することも必要なのかもしれません。
衢地(くち)には交を合わせ
「交通の要衝(多くの諸侯の利害関係が集中している場所)」では、他社とは「交を合わせ」とありましたが、どのように?というのが、この3つの方策だと思います。
他社を動かすには、自社のビジョンが必須
目の前の利害で釣って、他社を動かすということは、当然「何の為」という目標・ビジョンがあればこそです。
ぶれない自社の目標・ビジョンを持ちたいものです。
ま と め
「目の前の利害で、他社・他者を動かす」ということは、当然見せ方、どう意識をさせるかという手法も重要になりますよね。
人は、大抵他人の話を聞いていませんから(笑)
次元が異なりますが、将棋をしている際、王将をもう少しで詰めれると思うと、ついつい盤の一部に意識が集中してしまう経験をしました。その後、逆に王手されて負ける。
或る意味、そのような「感情」が混じると、適切な考えができなくなるのも人間なのだと改めて思いました。
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