移住に向けての話 9
前回からずいぶん空いてしまった〜。
内見が終わり、では仮契約を交わし、ある程度の修繕依頼も済んだので、じゃあ一安心だわ!あとは引越しだけだわ!と思っていたら。
保育園入園の書類は出さなきゃいけないっていうんでてんやわんや。
長女は幼稚園だったので願書もらって提出すればオッケーだったのだけど、保育園はそうとはいかず。しかも2人とも長野での仕事が決まっていないもんだから、提出書類を書いていくと不安ばかりが募った。
そんな矢先。
不動産会社から電話が入った。
「空き家バンクに登録できない物件だったので、いろいろ補助金が入らないため、(色々経費削減するために)片付けの手伝いに来れないだろうか」
まさか!もういかないと思っていたのに!
だけど、大家さんいい人だし、何か手伝えることがあれば行くよって言ったし...
ということで素直に長野イン。娘だけを連れて。
私たちには大き過ぎる立派な家。
のちに聞くと、大工さんが建てたという家らしく、客間のさいぶはしっかりと作りこまえれているわ、至る所になんだか金持ち臭が漂う。
ご夫婦2人で住まれていたとのことだったけど、荷物をそこまで持たない私たちからしたら、もうこれでもかというほどの荷物が出てきて、壮絶だった。
買い物が大好きだったのかな、料理が仕事だったのかな、ここでこんなふうに生活してたんだな...
と影に思いながら、袋にジャンジャンそれらを詰め込んで、余裕に30-40袋くらいあったんではないかと思う。
今になってわかることだけど、住んでいる地域はゴミ袋を買うシステムで、大きな袋が30-40っていうと相当な金額なわけで、恐ろしい。
2日間、泊まりで片付けたおかげで、6部屋以上ある家の荷物はほぼだし終わった。
(私たち夫婦相当な力を持っていると言っても過言じゃないと思う...)
娘もよく頑張ってくれて、飽きずに一生懸命片付けてくれた。
彼女の唯一に楽しみはお昼ご飯と夕飯。
ほぼ外食をしない我が家。この時ばかりは自炊するわけにもいかず、近くのコンビニやスーパーを利用して食事を摂った。幸せそうだった
連絡をくれた不動産屋さんの社長は、1日目も2日目も時間通りに現れず、なんならほぼ片付け終わったね、という頃にひょっこり現れて修繕箇所の確認だけして帰ってしまったという、今書いていると若干腹立たしい行動だった。
そんなこんな、突然の呼び出し片付けは無事に終えて、また、深夜の高速を爆走して帰宅した。
無事に家が綺麗に仕上がることを祈りながら。