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移住に向けての話4

海山川
自然
人間関係
地域との関わり
自活力
自給自足
子どもの教育
暮らしやすさ
安心安全な食事 食物色々話して、話して話して話したのに。
最初に現地に向かった先は、ほんとうに本当の田舎。山間にある小さな村。本州のほぼ最西に近いところ。
私が独身時代に訪れたことがあってすごく好きだなぁと思った場所。私が好きだと思ったからという理由だけで現地視察まで行ったのである。
まぁ遠い。すっごく遠い。丸一日かけてナント車で現地までいきましたとさ。今思えば、そこでの教育はどうなんだろうと疑問だし、地域の関わりはすごくあっていいと思うけれど、逆に関わりがありすぎて首絞めていたかも、とも思う。
ガイドしてくださった方々には本当に感謝しかないのだけど、ただ相談する先は役所だけにとどめない方がいいなというのが、教訓として残った。

農家とかいいですよね、自給自足できればしたいですっていうところに着目されすぎて、好きでもないトマト農家になりかけたのは今ではもう思い出されもしない思い出である。(旦那トマトが嫌いなのに収入が良いよっていうだけでトマト農家になろうかなって言い出していた)

なんやかんやで帰宅して、めちゃくちゃテンション高かった出発時とは打って変わって、ちょっと冷静さを取り戻した私たちは、一旦移住計画を諦めようとしていた。そもそもの移住しようのきっかけは子どもたちに安心安全な食事を与えてあげたくて教育環境もいいところ。農家になったら規定の大きさにするために育成させる必要があり、虫を駆除する必要はある。綺麗なトマトを出荷するために。
あれ、なんか趣旨がぶれている。農薬たっぷり使ったトマトを子供達に食べさせたいか。いやそんなことないよな、おかしいな。

一旦止まろう。
急いですることじゃないだろう。

そんな矢先に未知のウイルス到来。