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大きな中の小さなわたし

先日の仕事の一環で講演会への参加があった。
司会を務めさせてもらったのだけど、かしこまった場での司会は本当に大変。司会台本があるうえでの進行。個人の色はいらないのはわかっているけれども、それでもどこかうずうずしている自分。それを押し殺して役目を終えたのだけど、淡々とした姿もほめていただけた。
なるほど、という気持ちと、ああいった場でも色が出せる司会者やアナウンサーってすごいわ、、、と思った次第です。



個人>団体

個人の想いと考えが踏襲される企業はもう時代遅れという感覚に改めて気づいたのと同時に、そういった場があるからこそ個人の想いの強さが際立つんだなと思った。

それをどれだけの人がキャッチするのかはわからないけど、でも声を上げること、情報として発信することは小さくても力がある。少なくとも、会場にいた私とその人は響く何かがあって、その2人に関係する周りの人と話すきっかけが生まれる。そうやって小さな一滴が大きな波紋になれば、きっと変わる何かはあるはず。

複数の仕事をもつ

個人事業が珍しくもなくなっている今、複業に目をつけている人はどのくらいいるんだろう。
単なる稼ぐための副業ではなく「複数」の生業を持つ生き方は、自分の力でその土地で生きていくうえで必要なスキルだと思う。地域に溶け込むと言ったら、違和感を感じる人もいるかもしれないけど、人との関係をつないでいくうえでのしごとっていえばっくりくるのかな。それが絶対にお金になるっていう確証はないけど、でもその人の信頼を確実に積んでいくものだと思う。信頼ってきっとお金では買えないので。

わたしはわたし

人間関係をつないでいくうえで、自分が何者であるかっていうのは割と必要かと思っていて。何者でもないっていう人はいないことにみんな自信持ってほしいと思う。生まれてから今までの人生って自分のものでしかないんだよ。誰にもまねできない。だからこそ疎ましく思ったりするんだけど、そんな時間あるなら歩み寄って力を合わせたほうがより人生豊かになると思う。
うらやむなら仲良くなっちゃえば、自分のものになるかもしれないよ。仲間って超大切。


今の私は一応「これです」といえるものがある。
それをきちんということで、相手への何者なのかを考えるきっかけになったらいいなぁなんて思っている。

小さな私が大きな何かになれるかはわからないけど、でもせっかく覚えたスモールステップの踏み方を、無駄にしないようにしていきたいな。