曖昧で33な日常 その57
どうも。本日最終稽古の僕です。
まずはお知らせから。
EN劇集団さんたばっぐ2023 スプリングWプレゼント
「曖昧の合間にある今」「33」
2023年5月20日(土)21日(日)
岡山県天神山文化プラザ
チケット:3,000円(二作品)高校生以下1,000円
チケット発売はこちらから。
不正なリクエストと、メチャクチャ不安なリンクになりますが、こちらから購入可能です。お馴染みLivepocketさんですね。
買い方は古いnoteになりますがこちらをご参考までに。
「曖昧の合間にある今」の稽古が昨日で終了。
最終日はダンスの修正から。
細かい所を修正し、メリハリをつける。
今回はどちらのダンスも難しくはないけど、面白い形ですのでお楽しみに。
その後最後の通し稽古。
本来なら普通に通しをするのだけど、片山君の肩の力も大分降りて、スムーズに演技が発信できるようになった。
今なら。むしろ最後だから出来るかもしれないと思い、最後の稽古は「フルスピード通し」をやることにした。
これはいつもなら稽古の中盤くらい、台詞が入った状態で「みんなでとにかく早く喋ってやってみる」稽古です(そのまんま)
本当に台詞が入っているなら、考える時間なくとにかく台詞を回す事が可能。そして重要なのは自分ではなく、他人の台詞を覚えていないとすぐに自分の台詞が発せられない。
つまりどれだけ台本を全部覚えているかで、この速さは変わってくるのです。
つい数週間前までは、台本に追われ、台詞に追われ、一つのイントネーションを変えるのにも苦労し、僕を殺すような目で睨みつけながら、気持ちだけから回っていた片山君には無理だった。
でも今ならいけるはず。そうして始まったフルスピード通し
前回の通し稽古時間が62分に対して
35分
約半分のスピードで走り切った。
勿論、ただ台詞を言い合った訳じゃない。動きやきっかけなどは全部そのまま。ただ芝居スピードが圧倒的に速いだけ。二人芝居だからアホみたいに喋る喋る。でも頭の中はどこか冷静な二人。遊ぶ遊ぶ。
終わった後、音響の龍さんが「これ舞台にそのまま上げても面白い」と言ったほど、確かに面白い通しでした。さすがに速すぎで上げないけどね。
片山君もとてもやりきった顔で「楽しかった」と言っていた。
そう。演劇は楽しいのだ。辛い稽古ばかりだけど、その先の楽しさを覚えてしまったら、もう前の楽しい演劇には戻れないのだ。
自信を持ってお届けします。「曖昧の合間にある今」
さあ、今日は「33」の最後の通し。
流石にフルスピードはやらないけど、しっかり歯車合わせていきます。
お楽しみに。