見出し画像

高校までリケジョで純ジャパの私が、使える英語を身につけられた道のり


日本語以外の言語を使いこなせるようになると、
仕事の選択肢が広がったり、
旅行がもっと充実したものになったりしますよね。

私は地方出身で、英語学習は中学の「New Horizon」(懐かしい英語の教科書 笑)から始まりましたが、今は仕事でもプライベートでも毎日英語を用いて暮らしています。

15歳だった自分が今の英語を話している自分を見たら、ものすごく驚くだろうと思います笑

今回は、「高校時代・大学時代・社会人となってから」の3つのフェーズで具体的にどんなことをし、英語を自分のものにできたかご紹介したいと思います。

読んでくださっている方の今のフェーズに合わせて、参考にして頂けたら嬉しいです☺️


1.高校時代

英語取得に向けて一番大事なこと、
それは「なぜ英語を身につけたいか」
を自分で理解し、目標を立てることです。

理由はなんでも構いません、
・好きな洋楽を歌えるようになりたい
・映画を英語で楽しめるようになりたい
・nonジャパの友達を作りたい
・海外旅行で食べ物を英語でオーダーしたい
などなど…

私は高校では理系のクラスに所属をしており、
英語はあまり得意な科目ではありませんでした。

ですが、高校3年生のとき人生を変える出来事がありました。

通学電車で映画ハリーポッターシリーズでハーマイオニー役を演じているエマ・ワトソンさんが、
国連の組織であるUN Womanが立ち上げたHeForSheというジェンダー平等を推進するムーブメントの一貫で行ったスピーチを見ました。

スピーチを見終わった私は、
通学電車の中で鳥肌が立っていました。

そして、こう思いました。
ジェンダーや社会について学びたい!
素晴らしいスピーチを字幕なしで自分の力で理解したい!

理系だった私ですが、
大学からは文系に転向することを決め、
アカデミックな英語と社会学を学べる大学を受験することを決意しました。

それからは特に英語を必死に勉強しました。

高校の勉強ではいわゆる受験攻略の英語勉強に過ぎませんでしたが、
「なぜ英語を身につけたいのか」
をできるだけ早い段階で理解することは
英語学習にかけられる時間もおのずと増えますから重要です。

2.大学時代

晴れて第一志望の大学に入学できた私に待っていたのは、英語漬けの毎日でした。

母校は国際基督教大学という、
リベラルアーツとバイリンガル教育を行っている大学です。

教職員・学生は皆んな日本語と英語を操り、
日本だけれど日本でない独特な空気感があるキャンパス。

ICUの頭文字をとって、
Isolated(孤立した)
Crazy (狂っている)
Utopia(現実に存在しない理想的な社会)
と呼ばれているほど、独特なキャンパスです笑

私は留学中を除いた3年間をここで過ごしたわけなのですが、
英語力が上がった経験を特別に取り上げるとすれば以下の3つです。

(1) ELA(リベラルアーツ英語プログラム)
(2) 寮生活
(3) 1年間の交換留学

それぞれの経験を少し記したいと思います。

(1) ELA(リベラルアーツ英語プログラム)

英語が母国語ではない学生は、
1年生でELA(リベラルアーツ英語プログラム)を受講します。

入学時の英語レベルにもよりますが、
アカデミックな英語を習得するために、
ELAの授業はほぼ毎日あります。

日々、英語の学術的論文を読み解釈をクラスで議論したり、自分の意見を短いレポートにまとめたりと、ELAを突破することで自ずとベージックなアカデミック英語を習得することができました。

(2) 寮生活

私は学生時代、寮で生活をしました。

ICUはキャンパス内にたくさんの寮があり、
それぞれの寮で特徴があります。
男子寮、性が別れない寮、院生がいる寮、大浴場がある寮…
などなど、カテゴリに分けるのは難しいです笑

どんな寮であれ、交換留学生やnonジャパの正規4年生がおり、日常生活で絶対に英語を使わなければいけない環境があります。

寮生活を通じて、授業では習得できない日常会話の英語を聞き、話すと言う経験をすることができました。

授業で分からない英語の解釈をnonジャパの寮生に聞いたり、私が彼らの日本語の宿題を手伝ったりと、寮生同士助け合いながらみんなで乗り切りました。

(3) 留学

ICUでは希望をし、選考に受かると1年間の交換留学に行くことができます。

私はドイツのベルリンにあるベルリン自由大学で、約1年間の2セメスターを過ごしました。
ベルリン自由大学は国立大学で、特に政治学、社会学、言語学の分野ではヨーロッパではトップクラスの大学です。

私の専攻は社会学だったので、社会学系のコースを毎日英語で受講しました。
ICUではアメリカ系の発音で話す学生が多かったですが、ベルリン自由大学はより多様なバックグラウンドを持った学生がいたので、アメリカ系の発音以外もきちんと聞き取れるようになりました。

また、私は留学中の資金を国際ロータリーから頂いていたので、大学の授業以外にロータリーを通じて課外活動をたくさん行いました。

基本的にドイツ語を一生懸命話そうと努力をしましたが、やはり英語のほうが通じるので、英語をそこでもたくさん使うことができました。

3. 社会人となってから

私はこれまで3回職場を変えていて、業種も
不動産系⇨コンサル系⇨教育系
とバラバラです。

ですが、一貫しているのが業務で英語を毎日使える会社に行くことです。

新卒で入社した会社は部署がたくさん分かれていて、はじめの2年ほどは国内の販売戦略の部署で
唯一あまり英語を使う機会がなかったですが、
その後は希望していた海外不動産の部署に異動することができました。

2社目以降は毎日、英語で話し、メールを送る環境で働いています。

せっかく学生時代に積み上げた英語力を落とさないためにも、職場選びの際に英語を日々使える場所を選ぶことで、仕事以外の時間で自習せずとも英語力の維持ができていると思います。


長くなってしまいましたが、
以上が私が人生の3つのフェーズで具体的にどんなことをし、英語を自分のものにできたか
の紹介でした。

もし気になる部分があれば、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!
今後のトピックの参考にさせていただきます!

それでは良い1週間を😊

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?