#014 コーヒー販売を始めた理由
今日は私がコーヒー販売を始めたわけを書いてみます。
小商いを始めた理由
最終ユーザーに自分でものを売る経験をしたいと思ったから。
私の勤める自動車部品会社はそこそこ大きく、分業化が進んでいます。
顧客は自動車メーカなのでB to Bビジネスです。
この場合、エンドユーザーからのフィードバックに晒されることはなく、ともすると値決めも自分たちでできません。
もっと言えば直接、商品企画をしていません。
最初にある程度既存商品の延長線アイディアをこっちから出したら、自動車メーカの言うとおりに製品を設計し、言うとおりの価格で売ります。
つまり、自分たちで何が受けるかを考えて、チャレンジして、反省して次の商品を作るというサイクルが欠如しているのです。
そして、生産技術分野のわたくし。物を安く、速く、良い品質で作ることが使命ですが市場から大変遠く、フィードバックが得られにくいのです。
そのため、何のために誰のために仕事をしているのかわからなくなります。
例えば、車のワイパーを安く作る工法を開発したとして、お客様へ相談してそれが採用されると売値を値引きするのです。
なんじゃそりゃー!となりますよね。
一生懸命仕事をすると売り上げが下がる?
(そういった場合も自動車の売価は下がらないと思います。)
われわれは最終組み立てをやっている会社にすべてを牛耳られているわけです。それを何とかするためには自分たちで直接、消費者へ物を売るしかない。そう思ったのが発端でした。
Webショップスタート
会社の副業許可制度がはじまった昨年春より
自家焙煎ドリップバッグをstoresで販売始めました。
自分で商品ラインナップを作り、自分で価格を決める
そんな体験をしたかったのです。
買ってくれた友人のフィードバックをもとに商品拡充。
自分でできることがいろいろある。
近所の居酒屋で「置き薬」的な販売もしてみました。
名刺代わりの商品ができたおかげで
web上のコミュニティで販売・マルシェで販売など
自分でも驚くほどビジネスが転がっていきます。
今年はマーケティングの試行をいくつかやり、月1万円ほどの売り上げになりました。
市場と対話している感じがめっちゃあります。
これがやりたかったこと。
ぐっちーさんを思い出した。
15年ほど前からブログを追いかけていた、故 ぐっちーさん(山口正洋さん)がかつて自分の商売を40代で作った方がいいよと言っていたこと思い出しました。
「狂犬」木下さんを知ったのもぐっちーさんのブログからでした。
今ではどちらもメンターです。出会いに感謝。
自分のビジネス見つかる気がしてきました。
ではおやすみなさい。
ばいちゃ!
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