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#016 ジブン株式会社への出資
ジブン株式会社
この言葉を聞いたとき ピンときました。
このブログに来てくれる方の多くがご存じだと思いますが
木下斉さんのVoicyで生まれた言葉。
社会人になってからこれまで心の中でずっと意識していたものを木下さんが言語化してくれました。
新卒からずっと意識してきたこと
・勤め人だけど、自分の価値を売って会社から対価を得る。
対価に見合わなくなったクビでも構わない。
いつも給料以上の働きをする。
・新たな仕事を得られるように自分のスキルを磨く。
それは師匠の影響でした。
遡ること22年前。新卒で採用された会社での話です。
そこでは自己啓発に力を入れる人はほぼゼロ。おじさんたちは日々乗り切ることだけの人たちでした。私の師匠をのぞいて。。。
師匠について
サラリーマンはじめての上司が師匠「イワブッサン」でした。ちょっと禿げた田舎のオヤジ、どことなく愛嬌のあるかわいい顔でときどき口を尖らせたり、「なんでだと思う?」とおどけた表情で聞いてくるお茶目おじさん。
その正体は
前職で大手の自動車部品会社で活躍したエリートエンジニアでした。家を継ぐため故郷の町へ戻ってきて、山奥の工場にいましたがそのセンスは新卒の私から見ても他のおじさんたちとは違って輝いていました。(アタマも光っていましたが。)
上記の「なんでだと思う?」に
一生懸命考えて答えを言うと、、、「。。。まだまだやな」とニヤリ。
なんだか一人前の人格として認めてもらったうえで励まされているようで私にはありがたく聞こえました。
その後も残業中の夜中に
CO2消火器を実際に打って練習させてくれたり、イオンクロマトなどの分析器を教えてくれたりと夜中に師匠との時間が結構楽しかった。。。しかもそのおかげで後にボヤを消し止めるという栄誉もいただきました。
お茶目な人なんですが、ひとたび若い部下が技術的なことを聞きに行くと、その知識たるや凄まじく、営業所や客先の視点についても教えてくれたり、さらにいくつかの参考文献を貸してくれる人でした。そして口癖は「この会社を早よ辞めろ」でした。
師匠にあこがれて最初の2年は自己啓発本を買いあさっていました。
師匠のススメで特に統計的手法については頑張りました。生産技術者としてのたしなみはここで教えてもらいました。
その時の私の気持ちは
他の会社でも生きていけるように、普遍的に使えるスキルをつけるということばかり意識していました。具体的には前述の統計的手法や会社にある分析機器について使い倒すということでした。機械設備についての情報をわから
ないながらも取り続けること。
転職を機に一人で勝負
師匠の下で3年を過ごしたあと、事業部の解散がありました。結局、福井県の山奥から愛知の自動車部品会社に転職して師匠にはそれ以来会えず。
新たな職場は機械系の職場。製図、設計、機械部品の新たな知識が自然と身に付きました。成長を続けている自覚があまりなかったのですが10年後に変化に気づきました。
それは、「メカトロニクス」という雑誌(ほぼ機械部品の広告)でした。新卒の時は書いてあることが80%理解できなかったのですが、気づけばすべてぱっと見でわかるようになっていました。
新たな挑戦
昨年からスタンドFMを始めすでに280回放送、今年は木下さんに後押しされてnoteでアウトプットを鍛えています。
コーヒーを売る、ビールを(将来)つくる、武術を探求するが当面の生き方になりそうです。
ことしもジブン株式会社に投資していきます。
noteを読んでくださった皆様に感謝!
おやすみなさい。
ばいちゃ!
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