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オクトラ無印の旅を続けたくて仕方がない【OCTOPATH TRAVELERネタバレ感想】

2024年、ひたすらオクトラのコンテンツに触れています。
無印、大陸の覇者、2、攻略本、アートブック、朗読劇、二次創作のイラストやSS……

思い出が鮮やかなうちに、クリア済の無印――『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』の感想を残しておきます。

この記事はレビューではなく簡易プレイログです。
つまりストーリーがどうシステムがどう……と客観的な採点を目指すではなく、自分がどういうプレイをし何を感じたのか主観的に記録することを主眼に置きます。


トレサ1章は楽しく遊べた

オクトラを知ったきっかけは友人のすすめ、BGMが良いと教えてもらいました。

ゲームをはじめ、8人の主人公を見渡し、いちばんニュートラルな旅ができそうなキャラとしてトレサを選びました。

トレサ1章は楽しかった。
こぢんまりとした、でもキラキラした旅の始まり。
フィールドでは商人らしくNPCからものを買い取ったり歩いて金を取得(歩いて金を取得!?)できたり、バトルでは「商人なのに風魔法!?槍!?弓!?」といううれしい驚きがあったり。

これは良いゲームかもしれないなあ、と思っていました。

全員1章はクリアしたがトレサ2章で投げ出した

しかし徐々に疑問符が……
「て、テレーズわりとシャレにならんことしてるな……」「アーフェンはそんなヘビ近所にいるなら故郷を守ったほうが……」などなど。

ハンイットの雰囲気、プリムロゼのストーリー等気になる要素はあるので進んでいたのですが、とりわけ「なぜテリオンの盗みを商人トレサは手伝うんだ……?」というのに当時の自分は納得できず、だいぶモチベーションが下がりました。

レベル上げが面倒だったので全員1章クリア後、そのまま近場のトレサ2章に殴り込みをかけ、パーティーチャットを楽しみ、ボスバトル2でテンションを上げ、

そしてオマールの腕っぷしに敗北を喫し、しばらくソフトを起動することをやめました。
ザコが結構強くてレベル上げする気もなかなか起きず……

神官トレサと剣士ハンイットさんのおかげで面白くなってきた

他のゲームをしようかなあとも思っていたのですが、とはいえせっかく主人公も揃えたし、ということで4ヶ月ほどのブランクを経てボスバトル2を聞き、精霊石やけしかけるのチカラでオマールを撃破しました。

エンディングロールより、オマール。つよかった

そしてストーリーが気になるプリムロゼ2章に向かう途中で……聖火神の祠を見つけ、神官のバトルジョブを得ました。
これは絶対早めに揃えておくべきと思い、インターネットの海の後押しを存分に受けてすべて揃えました。

バトルジョブを手に入れた姿

その後は、神官トレサと剣士ハンイットが固定となり、2人がどんどん強くなり、どんどん旅を進めるのがスムーズになりました。
暇なときはBPパサー、ピンチのときは回復魔法。
どしゃぶり矢と千本槍でブレイクして、雷剣将を叩き込む。
バトルに明確なメリハリが生まれてきました。

ドラゴンは全滅しかけ、破れかぶれの会心の矢で勝利

ストーリーも3章にさしかかると、リアナが不穏になったり、ミゲル、エアハルト、ドラゴン等盛り上がる戦いがあったり、その勢いのまま4章も突っ走り……

たかったんですが、アーフェンもサイラスもLV35ぐらいなために街で情報が得られず……
さびしかったので、氷竜の口でレベル上げをしてから4章に踏み込みました。

プリムロゼ4章を受け止めようとして真実に触れてしまった

プリムロゼ4章。
オチに漂うやるせなせ、そしてなぜ一介の庭師がこんな深慮遠謀を張り巡らせられたのか悶々としました。
気づけば「オクトラ シメオン なぜ」という短絡的な検索ワードを打ち込み、そしてこの段階でフィニスの門のネタバレという名の真実に触れてしまいました。

沈黙がとても厄介

触れたおかげで神話級の存在による邪智暴虐だったのだなとスッキリした面もありつつ、早すぎたという後悔も確かにありました。なるべく忘れる努力をしながら、残りの4章をクリア。

そして早速サブストーリーの制覇、最強装備の調達を行い、一気呵成に攻略記事ガン見しながらガルデラを討伐。シャットアウトリボンを手にしました。

クリアしてみると、もっと旅を続けたくて仕方がない

2もほぼやり終えた今でも、まだ無印のオルステラで旅を続けたいという思いがあります。
Pixivにある腐要素のないSSはほぼ全て読み終え、さらにハンイットさん主人公での軽い縛りプレイをちょこちょこやっています。フィールドコマンドが非常に不自由。

こうなると一周目を4ヶ月も寝かせていたのは何だったのだろうと思います。レベルデザインが云々言い始めるのは簡単ですが、ここは自分のプレイスタイルに原因を求めてみることにします。

グランポート、BGMも相まって一番好きな町

ふりかえると「ゲーム=クリアするもの=ストーリーをなるべく最速で消化するもの」という焦燥感が曲者だったように思います。
確かにそういうプレイスタイルが向いているゲームもある。

しかしオクトラは違う。
HD-2Dのビジュアルを、西木さんのサントラを、BREAK&BOOSTのバトルを、正道邪道のフィールドコマンドを、NPC含めたキャラクターのストーリーを、それらすべてを一秒一秒丁寧に味わえるゲームでした。

もっと旅を続けたくて仕方がない。

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