フランチャイズ本部のはじめかた【その.6】〜いざ商談〜
前回のつづき
名古屋で複数店舗経営している齋藤さんからDMがあり、勢いあまって名古屋行きが決定。
初の名古屋出張に向かった私と上原は、旧武家屋敷が立ち並ぶ名駅近くの立派な鴨料理のお店に到着した。
いざ商談
中に入ると個室に案内され、少し早めに到着した我々は姿勢を正して待っていた。
ほどなくして齋藤さんが到着。
一緒に美人ですごくハイテンションな女性もやってきた。
齋藤さんの会社で広報を担当しているアヤナちゃんだ。
ずっとニッコニコで上品な言葉遣い。
そして底抜けにハッピーなオーラを纏っていた。
普段名刺を持ち歩かない私もこの時ばかりはちゃんと持参して既定路線の挨拶を交わす。
会場の配置はこんな感じ↓
さて、今まで齋藤さんと表記してきたが、現在は仲良くなって「ふみくん」と呼んでいるいるので、ここからは砕いて表記していきたい。
私、ナルミ、ふみくん、アヤナちゃん。この4人での会食がスタート。
乾杯のあと、まずは男2人でお互いのビジネスの話をスタート。
どんな経緯で起業して、今どうなっていて、これからどうしていきたいのか。
興味のない人にはうんざりするような話を延々と。
こうなると止まらないのよ。男同士は。
そして本丸であるユニストアの話。
ふみくんの美容室でも、時代の流れや今後の展開を見据えてスタッフの出口戦略としてちょうどフリーランスの働き方やシェアサロンのビジネスモデルを検討していたとのこと。
たまたま以前私が書いていたブログを読んでくれていて、面白い考え方の人だなーと思っていてくれたそうで。
そこに私が新しくユニストアを始めたのを知ってDMをくれたという流れ。
いやー、何がきっかけで出会いになるかわからないもんです。
話が尽きることはなく、最終的には三国志の話まで。
劉備、曹操、孫権。我々はどのタイプだろうか?
曖昧な戦術を対話の中で形にしようと試みることができる相手と向き合うのは心踊る。
理想と現実が一つになりそうな予感を感じられるから。
それはお互いにそうだったと思う。
とにかく波長が合うので、話をしていてワクワクが止まらない。
せっかくの鴨料理もほとんど手をつけず、ビール片手にお互いの話に夢中になった。
我々が熱く語り合ってるので、最初はニコニコ相槌を打ってくれていた女性陣は退屈になり、いつの間にか2人でお喋りを開始。
ひとしきり話終えた後にアヤナちゃんから
アヤナ「ちょっとご提案があるのですがよろしいでしょうか?^^」
ナルミ「はい^^」
アヤナ「明日、わたしヨガ教室があるのでもしよかったらご一緒にいかがですか?」
ナルミ「えー!いいですね♡やりましょう^^」
私&ふみ「は!?」
ということでなぜかはじめて会った翌朝に一緒にヨガをする流れとなった。
由緒あるこの会場で幾度となくゴルフの約束は交わされてきたかもしれないが、おそらくヨガは初だろう。
いざ?ヨガへ
翌朝アヤナちゃん行きつけのヨガ教室へ
これまたすごく美人なインストラクターさんが急な来客を快く受け入れてくれた。
私はヨガをやったことがなかったので、難なくさまざまなポーズをこなすみなさまを横目に己の身体の硬さに絶望し、悶絶した。
しかし、やった後は不思議と体全体の毒素が抜けたような、日頃の不摂生が正されたような、そんな清涼感に包まれた。
これが「ととのう」ってやつか。。
ひとしきりヨガを堪能したあとは、近くのラーメン屋で放出した以上のカロリーを摂取する。
その後ふみくんの経営している店舗を数店見学させてもらって帰京のお時間。
「ぜひ一緒にやりましょう!」
そんな言葉を取り交わし、名古屋を後に。
ここから検討する時間が入ったのちに実際にやってもらえるのかどうか?
良さそうな感触の時は今までもあった。
とはいえ、この先のハードルが最も高いのも事実。
しかし、彼は違った。
ここから信じられない速さで名古屋出店が実現していくこととなる。
つづく