シェアサロン経営のはじめかた 【ラスト.】 何かを押し込むと何かが突き出る
私は今名古屋にいて、nuuの新店舗「nuu 栄」のオープン前日深夜にこの文章を書いている。
明日、nuu 栄は『ユニストア』というフランチャイズモデルの第一号店として名古屋で産声を上げる。
オープン準備を終え、最近ハマってる藤井風をyoutubeで流しながらPCをパタパタ。
彼は本当に天才だと思う。
名古屋の中心部「栄」のど真ん中、supreme横のビル2、3、4階。
美容師、ネイル、アイラッシュ、エステ。
全美容領域に対応できる女性専用トータルシェアサロンとして2024年6月1日、nuu栄は堂々誕生する。
これまでnuuオープンから今までについて、あまり需要のなさそうな文章を長々と書いてきた。
昔から私は哲学じみためんどくささを内に抱え込んでいて、経済的な成功だけを目的とすることにあまり興味がない。
最近の業界の流れにに大きな変化、それも不穏なものを感じている。
だから「業界が変わるぞ」という警告文を書き、なんらかの仕組みを用いて一緒にこの大波に立ち向かっていく仲間を募ろうと考えた。
べつに数百、数千の賛同を得る必要はない。
50人くらいの人に面白そうと思ってもらえれば十分だ。
そんな想いに共感してくれたのが、今回nuu 栄を一緒にやる(株)ソトハの齋藤さん(ふみくん)とアヤナちゃん。
名古屋の地を初めて踏み、2人と会ってから3ヶ月後。
あまりに早すぎるスピードでnuu 栄がオープンすることとなった。
「人生は冒険だ」
ある炎上系少年革命家の言葉だ。
深夜3時に錦3丁目のビジホでジャスミンハイを飲みながらこの言葉を反芻している。
新しい場所に行き、新しい人と出会って、リスクを背負って新たな可能性を模索する。
未知のトラブルと向き合い、疲弊して、あるのかどうかわからない出口を探し回る。
そう。人生はリスクやトラブルがあるから冒険になる。
予定調和ならそれは添乗員に連れて行ってもらうツアーでしかない。
シェアサロンという黒船。
美容室、ネイル、アイ、etc…
美容業界の今、そしてこれからを考えて、とんでもない大波が来るんじゃないかと私は考えた。
でも、自分の力だけではこの流れをどうすることもできない。
そう思って始めたのが『ユニストア』
一緒にやってくれる仲間がいればすごいことになるかもしれない。
『一緒に冒険しようぜ』
それがユニストアのコンセプト。
私たちは既存のシェアサロンとは違う。
合理的でもなければ、勝算もなく、不揃いでデコボコしている。
でも、美容師としてこうありたい、そんなプライドやめんどくささはある。
コンセプトを
「提供したいのは場所ではなく想い」
にした理由はそういったところにも現れている。
女性専用シェアサロンなのに少年の夢みたいなことになってしまったのはちょっと違ったかもしれないと思う。
でも、私と上原はチームであり、彼女はnuuの価値観を体現するフロントとして活躍し、私は思想を司る夢想家として屋台骨を生成する。
お互い強みを持ち寄り、補完しあって壁に卵を投げつければいい。
誰かの顔色を伺う必要もなく、経済的合理性に縛られず、本当にやりたいことだけをやれるからギリギリの冒険ができる。
素晴らしい行先に恵まれたと思う。
そう。叩かれようと後ろ指さされようと。
何かを押し込めば、何かが突き出てくる。
あの偉人の言葉を一言でまとめると
「人生は冒険だ」
そういうことなんだと思う。
冒頭でも述べたが、栄店はnuuのユニストア1号店である。
取り急ぎ作ったLPなので改めて見返すと荒削りがすぎて恥ずかしい。
目下新しいランディングページを急ピッチで製作中である。
もしシェアサロン経営に興味があれば、公式LINEか私のインスタグラムアカウントへDMください。
nuu立ち上げから今まで。
他にも書ききれないほどさまざまなことがあって、全てを書き連ねるとあまりに長くなるので、「シェアサロン経営のはじめかた」シリーズはこれで一旦終わりにしようと思う。
上原の退社相談から偶然シェアサロンをスタートすることになり、今なぜか錦3丁目にいる。
人生何があるかわからない。
なし崩し的にスタートした地点から2.3周回って、いま私はワクワクしている。
次はnuu名古屋編(予定)
すぐに書けるかわからないけど、記憶が濃ゆいうちに書きます。
おわり