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フランチャイズ本部のはじめかた【その.5】〜いざ名古屋へ〜


前回のつづき


私はホリエモンがプロデュースしている「小麦の奴隷」のフランチャイズモデルに触発されnuu版のフランチャイズである「ユニストア」をスタートした。

スタートしてみたはいいが、どうやって一緒にやってくれる人を見つけたらいいかさっぱりわからない。

そこでゴールを「ユニストア契約と出店」と定め、それにに至るまでの4つのアクションプランを設置して実行することにした。

1.認知拡大
2.問い合わせ獲得
3.商談
4.契約

まずは1.と2.が目標だったが広告配信により意外とあっさりクリア。

2ヶ月で10件ほどの問い合わせがあり「これはいけるかも」という手応えを感じていた。
しかし、問い合わせが来て商談まで進めたのはいいが未だ契約はゼロ。
やはり契約締結まで辿り着くのは簡単ではない。

そんな中である。

インスタグラムに1通のDMがきた。
愛知県で美容室と飲食店を複数経営する齋藤文由貴さんからのDMだった。








めっちゃ熱いっ、、!
「一緒にユニストアをやってくれるかもしれない」
そんな期待を胸に、勢いあまってDM上で名古屋行きが決定。

ご覧のとおり意思決定は直感とノリを大切にしている。






いざ名古屋へ


私はリモートミーティングが苦手だ。
相手の感情が見えないというか、会話で埋めないと間が持たないというか、そもそもデジタルが苦手というか。
だから直接会って話すのが好きだ。

ご飯食べながら(飲みながら)ざっくばらんに話すのが性に合ってるし、そのほうが相手のひととなりもわかる。
私の外交は人情と握手。それだけ。
きっと相手もそうだろう。
そんなことを勝手に思っているし、そう信じたい。

さて、名古屋に行くことが決まった。
商談には華があった方が良い。
ということで社長の上原も一緒に来てもらうことに。

「ナルミ、名古屋にnuuできるかもしれないから来てくれない?」

「わかりました」

nuuとして初の出張。そして私にとっては初の名古屋。
ワクワク&ドキドキで品川駅に向かった。

余談
品川駅で偶然LECOの内田さんに会った。
同じ乗り場の1本後の新幹線で名古屋にセミナーへ行くとのこと。
「今度ご飯行きましょう」の約束をしてそのままお互い新幹線へ。
夜にストーリーを見ると中日美容専門学校でセミナーをして夜には渋谷でDJをしていた。
やっぱりおかしい、あの人の立ち回りは

新幹線に乗って気づいたら名古屋だった。
なにこの近さ。
それもそのはず、東京↔︎名古屋は1時間半。
日帰りも可能な距離なのだ。

さらに、名古屋駅に到着して驚いた。
ものすごい人の数である。
駅前のビル群も煌びやか。
さすが大都市ナゴヤ。東京在住でも感じる規模感。

まずは昼食に駅できしめんを食べ(本当はとり天にしたかったが会食があるのでちくわにした)ホテルに荷物を放り込んで街へ。
名古屋パルコやいくつかの商業ビルを見て回った。

私は街を見るのが好きだ。
今まで行ったことない土地に行くと延々と街ぶらする。
目的もなく歩き回って、空きテナントや街行く人の雰囲気などを観察することが楽しい。
綺麗めな場所よりガチャついた人の息遣いに触れることが刺激になる。
だから観光名所といわれるところはあまり行かない。

街を観てふと思った。何かが札幌に似ているのだ。
私は札幌でも事業をしているのでたびたび訪れるが、ホントそっくり。
テレビ塔、大通り公園、観覧車付きのビルetc…
サッポロの中心部と似た構造の建造物が居並んでいた。



タクシーの運転手さんにワケを尋ねてみると、名古屋の都市開発を札幌が真似て設計されたとのこと。
なるほど。納得の回答。
それにしても似てるよねー





さてさて、名古屋の中心部を偵察し、夜はメインイベントである齋藤さんとの会食である。

会場は齋藤さんが予約してくれていた。
名駅近くなのに閑静なエリアにあり、一軒家の由緒正しい歴史ありそうな鴨料理のお店。
「このエリアは昔、武家屋敷やなんかが立ち並んでましてね」
そんなことをタクシーの運転手さんが教えてくれた。

お店の前に着くと、ぼんやりとした明かりが入口の表札を荘厳に灯し出していた。
ほう、デカい会社の重役達ははこういったところで意思決定をしているのだろう。

そんなことを考えつつ内心めっちゃドキドキしていた。

つづく





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