2/15(木)新刊『比叡山延暦寺の神さま仏さま 地元ガイドが作った参拝ハンドブック』著者・花咲てるみさんと編者・小野寺眞見さんが滋賀県庁で記者会見を行いました
▼大津市の観光ガイドが延暦寺など協力のもと参拝ハンドブックを手づくり
大津市坂本の観光ガイド二人が、比叡山延暦寺など協力のもと、その歴史や約150もの堂舎、旧跡、本尊などを紹介する『比叡山延暦寺の神さま仏さま 地元ガイドが作った参拝ハンドブック』を出版した。延暦寺一山求法寺の住職・武覚超さん(76)が監修し、「比叡山坂本観光ボランティアガイドの会・石積み」会員の花咲てるみさん(65)が文章とイラストを執筆、同会員の小野寺眞見さん(79)が編集・制作にあたった。延暦寺と日吉大社が写真提供などで協力している。
▼最澄の開山以前から神山であった歴史をひもとき、その全容を明らかに
比叡山は日本仏教の母山として知られるが、本書では『古事記』にみる大山咋神(おおやまくいのかみ)の比叡山降臨など、最澄による開山以前から「神の坐す山」として崇められてきた歴史をひもとき、地元ガイドならではの目線で神仏習合と山王信仰などについても丁寧に紹介。「最澄と比叡」「東塔エリア」「無動寺谷エリア」「西塔エリア」「横川エリア」「時代をつなぐ山」の6章構成で延暦寺の全容を網羅し、法華総持院東塔(P.55)など、ふだんは見られない建物内部の写真も掲載している。
▼全国の書店や延暦寺内の売店で購入可能。坂本周辺をぜひ訪ねて
花咲さんは「比叡山で出会える神さま仏さまのことをもっと知っていただければ」と話し、小野寺さんは「本を持って延暦寺など坂本周辺をぜひ訪ねてほしい」と呼び掛けている。
A5判、136ページ、オールカラー、2420円(税込)。全国の主要書店やネット書店、延暦寺内売店で発売中。問い合わせは発売元のサンライズ出版(0749-22-0627)へ。
(補足)
もちろん元三大師良源(角大師)さんもご紹介しています。
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