HSPのその後

感覚過敏のはなし。

以前に、わたしはHSPの疑いが強いという記事を書いて反響があったんだけど
あれからまたいろいろあって、感覚過敏は発達障害の特性としての一部なんだということが分かりました。

つまり、わたしはASD、自閉症スペクトラムらしいのです。

最近テレビとか書籍とか出てますよね

社会人になって2年目、転職して半年
どうしたってできないことがあって
どうがんばっても、がんばってもしんどいことが出てきた
慣れてないからとか、気のせいとかじゃないことが分かったので
長くなるけど説明しますね

まず、4月にWAIS検査っていう知能検査を受けました。
そしたら自分の能力にやや偏りがあって
これが結構おもしろかったんです

簡単にまとめると
・言語能力が普通の人よりやや高め
・数的処理が苦手。特に暗算。無秩序な音声記号の処理ができない
・例えば、事象Aと事象Bから共通するものを見つけるみたいな、抽象的な概念を頭で考えるのが苦手

ふーん、なるほどなぁって感じですよね。
私も最初はそんな感じだったけど
最近日常生活に落としこめるようになったのでそれを書きますね

いわゆる一般的な自閉症スペクトラムの中でも、私の場合は
・電話対応で聞いたことをすぐに忘れる
・メモを取ってても4桁以上の数字を記憶するのが危うい
・パッと見たときに細部の変化とかが気になる
→偏ったこだわりとしてあらわれる、1個のタスクに時間がかかりすぎてしまうなど
・マルチタスクが苦手、しかも「○○までに!」と期間を急かされるとパフォーマンス性が落ちる

・「ホウレンソウ」の「ソウ」ができない(自分がわからないことがそもそも抽象的すぎてわからない)
抱え込んでるつもりもないけど、自分が分かってないことに気づかない
↑これがいわゆる自閉症スペクトラムの人は相手の考えてることがわからないっていう、特徴に近いんだと思う。

だけど普段のコミュニケーションは割と円滑にできる方なので、まさに「スペクトラム」なんだなぁと思うし
でもでも、昔から思ったことはすぐ言っちゃうし、発言のタイミングとか間が悪いなぁって我ながら思うときもありました。
ASDの症状だったと言えるのかもしれないけど
今はそれを、私のキャラとして受け入れてくれる人がいてくれて
本当に有難いことです。

長くなってしまうので一旦切ろう
発達障害は治るものではないので、うまく付き合っていくしかない
次機会があれば、周囲の人に話してみた反応とか、私なりの対処法とか書こうかなと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございます。

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