HSP―感覚過敏な気質―

表題にあるHSP…
"Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)”というものが近年注目されている。
外的な刺激や人間関係の中で生じる雰囲気を
敏感に感じ取ってしまう気質や体質をもった人々のことを示すのだが
私がこの言葉を知ったのは約1年前の大学生のとき。
書店でもよくHSPに関する本が並んでいるし、ネットで調べればいくらでも定義づけがされているので、ここでの説明は割愛する

そもそもなんでHSPについて書きだしているのか
私の今週一週間の行動の中に伏線がある。

まず、これは社会人になってずっと思っていたのだが
一日8時間、週40時間も働くの無理じゃない??
なんでみんな平気なの?マンパワーの性別差?
(前職は残業時間平均30だったから何の説得力もないのだけど)
ってずっと思っていた。
今の仕事もちょうど繁忙期にあたるため、休憩がまともに取れない状態がつづくことがある。そうなると自分の心身がすり減っている感覚を覚えるのだ。なんかもう、職場出たときの疲労感、多分ちょっと普通じゃないなと思っていました。

これもずばり、私がHSP気質だからなのでしょう。

冒頭でも述べたが、HSPという言葉に出会ったときに買った関連本を
改めて読んでみた。
学生時代に読んだのと、社会で働いてみてから読むのとでは
よむポイントが変わってきた。
前より当てはまる部分が多いぞ…

そしてそれだけでは足らず、ネットの記事や、
noteで「HSP」と検索して「わかるー!」と共感した記事には
いいねしまくった。なんならライターの人を無言でフォローさせていただいた。これが今週のハイライト(仕事しろ)

前振りが長くなったが、
こんなことがあって私がHSPという話題について書くに至ったのだ。
読んだ人が何か少し考えるきっかけになったり
私という人間を通してより身近なものになってもらえたらいいなと思って書いている。

大学時代、さんざん自分の生きづらさについて思考するのが好きで
あるときは適応障害を疑い
またあるときはAC(アダルトチャイルド)疑ってみたり…などなど
自分の生きづらさに名称がつくことで少し救われたような気になっていたのです。
人間だれしもいろんな要素を併せ持っているので
これ!と一括りにすることは難しいだろうけど
今の私は「HSP気質」なんだと言い切ることで一番しっくりきている。

今日は私がHSP気質なんだよ、と知ってもらったうえで
お伝えしたいことが2つ

これは病気ではなく、先天的な体質であるということ
そして、敏感すぎるがゆえに疲れやすいのは
甘えではなくて、根性で乗り切れるものでもなくて
外部から入ってくる情報が多すぎてめちゃくちゃ疲れるということ

じゃあ具体的にどんな感じなのよ、という話はまた今度書きます。

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