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【dot.プロジェクト育成ラボ】私にとってのプロジェクトとは?
大分県UIJターン拠点施設dot.が企画する実践型インターンシップ「プロジェクト育成ラボ」を経て、私にとってプロジェクトとは何かを改めて考える機会を得ました。この経験は単なるスキルアップの場ではなく、自己理解や価値観の再発見、そして将来への可能性を広げる時間でした。
プロジェクト育成ラボとは?
プロジェクト育成ラボ(以下、プロラボ)は、プロジェクトを進める知識やテクニックを学び、様々なプロジェクトの実現を目指すインターシップです。私がこのプログラムに応募した理由は、「情報発信で食と農をつなげる」というテーマに興味があり、これを形にできるチャンスだと思ったからです。
プロラボでの2つの期間
1.インプット期
座学やフィールドワークを通じて、プロジェクトの基礎知識を学びました。特に、大分の企業の取り組みや他のメンバーとのグループワークは、プロジェクトに対する視野を広げるきっかけとなりました。異なる背景を持つ人々との交流を通じて、「目標や働き方に信念を持つこと」の大切さを学びました。
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2.挑戦期(実践期)
挑戦期では、学んだ知識を実際に活用し、個人のプロジェクトを実践しました。「東京から大分を盛り上げるイベント」や、「他のメンバーのプロジェクトをサポートする活動」など、いずれもメンバーの興味や得意分野から生まれた個性的なプロジェクトばかりでした。成功も失敗も経験する中で、「柔軟性」や「スケジュール管理能力」、そして「自分自身の特性を活かす方法」に気づくことができました。
プロジェクトは、自己と向き合う鏡
プロラボでの経験を通じて、プロジェクトに取り組むことは、「なぜ情報発信をやるのか」という本質や課題と向き合う時間そのものだと感じました。「どの立場で情報発信をしたいのか」「どんな人々とどんな未来を共有したいのか」を深く考える機会を得ました。
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また、他の人に相談する時間も、そのアドバイスをどう生かすかを考える時間も、結局は自己と向き合うプロセスでした。このように、プロジェクトを進める中で、自分自身と向き合う重要性を改めて実感しました。
”変わらないもの”の可能性
プロジェクトを通じて、新しい自分を見つけるだけでなく、「変わらない自分」や「自分が本当にやりたいことの軸」を再確認することができました。私は、将来の生き方や働き方について抽象的な目標や夢を多く持っています。その中でも、「食と農をつなげたい」というテーマは、今回のプロジェクトの抽象的な目標の一つです。以前の私は、こうした抽象的な目標が具体性に欠け、小さな行動を起こすことに抵抗を感じていました。しかし実際に行動を重ねる中で、抽象的な目標こそがプロジェクト全体の方向性を支える大切な柱になっていることに気づきました。
また、グループワークを通じて、自分の「良いところ」と「課題」を知ることができました。そして、「変わらない自分」をポジティブに受け入れることの大切さを学びました。抽象的だった目標も、行動を重ねるうちに少しずつ明確になり、今では違う景色が見えるようになりました。振り返ると、かつて「変わりたい」と思っていた自分に、「そのままで良かったんだよ」と伝えてあげたい気持ちです。
体験から得られる本当の価値
プロラボを通じて、「実際に行動すること」の重要性を強く実感しました。たとえば、地域に足を運び、現地の人々と交流する中で気づいた「新しい観光の形」や、グループワークではスプレットシートの改善が進んでいない問題など、小さな課題や発見がいくつもありました。(グループワークでの気付きはこちらから↓)
また、日常の何気ない会話や行動が、気づきや課題解決のきっかけになることもあります。こうした自由なプロセスの中で、自分らしい考えやアプローチが生まれ、それが心理的な自信やプロジェクトの推進力につながると感じました。このような体験的理解は、短期的な成果よりも、プロジェクトの質や個人の成長に大きな影響を与える長期的な価値があると実感しています。
プロジェクトは未来への学び
プロジェクトとは、目標を達成する手段であるだけでなく、自分自身を知り、成長させるプロセスだと実感しました。この過程で得た「抽象的な目標を軸に具体的な行動を積み重ねる力」や「自分らしさをポジティブに受け入れる視点」は、これからの人生において大きな原動力となります。
また、プロジェクトを通じて得られた人とのつながりや新しい視点は、私にとってかけがえのない財産です。この経験を土台に、「食と農をつなげる社会」や「個人の成長を支える場づくり」の実現に向けて、これからも挑戦を続けていきます。この素晴らしい機会を提供してくださった全ての方々に、心から感謝いたします。ありがとうございました!
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