こだわりの選書が盛りだくさん!本屋さん、あつまる。に行ってきました
今日は3連休の最終日。先日Twitterで見かけてから気になっていた、本の販促イベントに行ってきました。
それがこちら、ほぼ日の学校が主催する「本屋さん、あつまる。」です。
主に都内で展開する8つの本屋さんがそれぞれオススメの書籍を持ち寄り、気に入った本はその場で購入できます。
場所は渋谷パルコの8階にあるイベントスペース。早い時間に行ったためかお客さんも少なかったので、ゆっくり選ぶことができました。
浅生鴨さんご本人に遭遇!嬉しさの極み
私の今回のお目当ては、作家の浅生鴨さんがお店番をしているという鴨書店。会場に入ってあたりを見回してみると、ご本人がいらっしゃいました!
話題の新刊、だから僕は、ググらない。は売り切れとのことでなかったのですが、文庫本になった小説の伴走者があったので購入してきました。
本には浅生さんが直筆のサインを書いてくださいました。もうこれは一生の家宝ものです!
NHK出版の良質なテキストが入手できる
もう一つのお目当てが、NHK出版が展開しているテキストです。
NHKのテキストはたまにラジオ英会話や入門ビジネス英語を買っているのですが、良質な内容でリーズナブル、さらに薄くて持ち歩きやすいためお気に入りなのです。
今回のブースでは、Eテレで放映している100分de名著と、学びのきほんのシリーズのテキストがずらっと並べられていました。
どれがいいのかなとたくさんのテキストを前に迷っていたら、店員さんが「この中からオススメの本をランダムに入れたトートバッグのセットがありますよ」と紹介してくれたので、どれが出ても良さそう!と買うことに。
中身は学びのきほんから、役に立つ古典が入っていました。古事記や論語などについて分かりやすく解説されており、単に読書として楽しむだけでなく古文を習っている学生にも良さそうな内容です。
他にもブッダや哲学といったテーマで刊行されており、読んでみたいなと思いました。
その他には、ミシマ社の本屋さんで脚本版 ほしいものはなんですか?と、光文社古典新訳文庫のお店でプラトンの饗宴を買いました。
ひととおりブースを回ってみて、普段行く本屋では気づかずスルーしてしまうような本に出会えたのはとても楽しかったですね。気になった本は全て買ってしまいそうな不思議な魅力があり、危ない危ない...と会場を後にしました。
今年で最後となる渋谷大古本市へ
その後は東急百貨店・東横店で開催されている、渋谷大古本市へ行きました。東横店は今年の3月で閉店することが決まっているため、古本市も最後なのだとか。寂しい...
古本市は膨大な数の古本が所狭しと並べられていて、中には古文書のようなものもありました。歴史学者の先生も来場しているのではないかというレベルです。
そこで見つけたのは、まだ持っていなかった村上春樹の東京奇譚集です。見た瞬間にこれは私の手元にあるべきだと判断しました。もう一冊は教科書には書かれていない江戸時代。江戸は初期から幕末まで面白いですよね。
この休日はたくさんの本に囲まれて、充実した時間を過ごせました。紙の本はやっぱり、昔から今も多くの人を惹きつける優れたコンテンツだと思うのです。