なぜ人は生きるのか

亡くなった人の姿は『無』
これこそが1番美しい姿。完全無欠。仏そのもの。
生きているうちは思考、欲、試練が多い。
それらを乗り越えられた者にだけ与えられる天からのプレゼント。それが死。だから決して恐れるものではない。
死にたくないから長生きをするのではない。
もがき苦しんだ者の方が美しい仏になれるからだ。
自分が納得するなら死を選べばいい。しかし自分が納得する理由はどこにもない。見つけたと思っても、それはあなたの勝手な解釈であり、言い訳に過ぎない。
死が怖いと思うのは、まだ十分に生きていないからだ。
美しい仏になるにはまだ早いからだ。
生きることを頑張らなくていい。何かアクションを起こすことが生きることではない。息を吸って吐くこと。
深呼吸をすること。これが生きるということ。
生きることは案外シンプルなことかもしれない。
深い深い深呼吸の積み重ねが美しい仏になる道。
人として生まれた限り、みんなその道を歩くのだ。

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