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『初めてのインドひとり旅』1日目

◎前書き

今回のインド旅を思い立って今日まで、約1年。今、自分は何がしたいかと自分に問いかけて出た答えがこの旅だった。19.20歳の頃読んだ本に影響されて、バックパッカーのような旅に憧れインドに行きたかったのを思い出した。50歳を超え、体力の衰えを感じ始めてから、健康で体が動くうちに行動しなけば!「したかった」ことをそのままに死ぬのは嫌だ!という思いが強くなったてきたからなのだ。そんなわたしの思いを家族は快く応援してくれた。

この旅行記を書き始めた時は、自分の忘備録にするだけのつもりだったが、友人やわたしのお店のお客様、たくさんひとたちがわたしのひとり旅のことをとても気にかけてくれてることを知り、この駄文を恥ずかしながら公開することにした。

わたしはみんなに愛されてる!
本当に嬉しい、ありがとう!

◎1日目10/13

うどん屋にとって、1番忙しい日曜日昼の営業。急遽、朝出勤予定のアルバイトさんからLINEで体調不良で休むとの連絡が。仕込みを通常の営業のスケジュールでしていたため、少し焦る。昨日に続き天ぷら無しの限定メニューで営業することに変更した。わたしと、かみさんのほかは、高校生のKくんと中学生の私の娘。どちらもよく気がつきテキパキ仕事してくれる頼もしい2人だ。一緒に働いてくれてありがたい。

人員不足の営業用の限定メニュー

かみさんと、2人のスタッフのおかげで無事昼の営業を終え、あわただしく片付けと掃除をした後、明日のフライトが早朝のため空港のカプセルホテルに泊まることにしたので最寄り駅まで家族に車で送ってもらい、電車で空港へ向かう。

途中、クレジットカードの海外旅行保険が使える条件を満たすために、空港のひとつ前の駅から空港までタクシーに乗る。旅行が趣味だというタクシーの運転手さんと雑談していると、沖縄の渡嘉敷島を勧められた。とても海が綺麗でのんびりできるとのこと。いつか家族で行ってみたいな。そんなことを考えていたら、しばらくかみさんと娘に会えなくなる実感で寂しさが募った。そして、そんな家族がいる事にあらためて幸せを感じた。

最寄り駅まで送ってもらう車内

22時過ぎの空港は人影もまばらで静かだ。空港内のコンビニでハイボールを買い、近くのベンチで飲む。

夜の静かな空港の風景

しばらくその場にいたが、酔いもまわり眠くなったので、予約しておいたカプセルホテルにチェックインして直ぐに就寝した。

さあ、明日からいよいよインドへ
あの頃の自分を連れて出発する。



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