カフェへの第一歩の私のお話④
そこから私は
夢を抱くようになりました。
当時珍しかったホームメイドのお菓子たちをたくさんの人に広めたい。
私の感じた感動をたくさんの方に知ってもらいたい。
そこで行動に移したのです!
それは
フリーマーケットで出店すること。
当時はちょうどフリーマーケットが
あちこちで流行り出した頃でした。
頭の中のアンテナを張りめぐらし
色んなイベント事務局にアクセスして、焼き菓子の販売で参加させていただくようになりました。
お菓子を透明の袋に詰めて
ラベルをパソコンで製作して
ひとつひとつ丁寧に梱包しました。
そして私なりのこだわりは
メニューの紙は赤か黒でパキッと。
白のペンでお菓子の名前と説明、価格を書きました。
そしてお買い上げ頂けたときにお詰めする袋も、当時流行っていた消しゴムハンコを作り店名をスタンプして、思いを込めたショップカードも作りました。
わぁ!お菓子屋さんみたいだーと
一人悦に浸りながら嬉しくて嬉しくて。
思えばこの時から自分のお菓子をどんな風にみてもらいたいのか、どうしたらまず手に取ってもらえるか、という客観的に考えることも大切にしていたように思います。
今で言う、ブランディングでしょうか☺️✨
出店会場でお借りした事務机に
赤のギンガムチェックのテーブルクロスを敷いて
たくさんのカゴやアルミのトレイに
13〜15種類ほどの焼き菓子を
バランスを考えながら並べました。
ほんと嬉しくて嬉しくて。
私のお店だ✨✨って。
キャッチコピーは
「例えば子供が外から
ただいまーって帰ってくるでしょう?
そんな時、
ぽんと作りたてのおやつが出てくるような、そんなお店なのです」
日々のおやつこそあたたかなこだわりを。
そして、初出店。
あら、美味しそうねと微笑みながら手に取ってくださったお客様。
初めて売れた時の感謝は
今でも忘れません…🙏
⑤へ続く。
ある夏の日のサニカフェのガーデン
とっても好きな風景。
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