サニカフェ店主けいこ

カフェは文化。 鳥取県米子市で SUNNY-SIDECAFEという店を営んでおります たくさんの温かなお客様のおかげで 今年15年を迎えました 感謝ばかりの毎日です 私のカフェ作りに対しての思い、 これからカフェを目指される方へ、私なりの小さなメッセージをお伝えできれば幸せです♪

サニカフェ店主けいこ

カフェは文化。 鳥取県米子市で SUNNY-SIDECAFEという店を営んでおります たくさんの温かなお客様のおかげで 今年15年を迎えました 感謝ばかりの毎日です 私のカフェ作りに対しての思い、 これからカフェを目指される方へ、私なりの小さなメッセージをお伝えできれば幸せです♪

最近の記事

ある休日のアート。

インクアートをしてまいりました✨ カフェと何の関係が? と思われるかもしれません。 いえいえ関係ありまくるのです。 ご近所の素敵なペンキ屋さんラインドインクさんのワークショップ✨ 車で3分笑 お隣のネイルサロンのよーこさんと一緒に。 思いのままに 好きな色のペンキをカップに入れて流すんです… 想像の斜め上を行く仕上がりで めっちゃ楽しかった✨✨✨ さてさて、なんでカフェに関係あるのか。 こういう創造的なものに触れる、ということは それ自体が私の脳に素敵な刺激を

    • enjoy your meal!

      最近Instagramのおかげか 外国からのお客様がたまにいらしてくださるようになりました。 松江にいた時は観光地でしたので 珍しいことではなかったのですが、 まさかここ、米子の両三柳にまでいらしてくださるとは… ほんと、SNSというものは 世界へ拡がるものだと心から実感しています。 ニュージーランドにいたお友達から そんな時にお客様におかけする言葉を習っておいて良かった笑 久しぶりなので、えと、なんだったけな とりあえず Where are you from? ど

      • まずは最初のお店の準備費用。

        世の中には大きな事を最初から完璧にしたい人と、 私のように小さな事から少しずつカタチにしていこうというタイプに分かれると思います。 どちらが正しいとかではなくて、 それぞれの事情で好きな方を選べば良いだけの話だと思います。 ただ私はたまたまその時巡ってきた 観光地テナントの物件の話にのりたくなった、それだけの話です笑 やるか、やらないか。 どちらにしても それだけの話だったのです。 まずはひと月のテナント料。 75000円 そして 通勤自家用車の月極駐車場代金 10

        • 世界一とは。

          この商売をしていると、 お客様から素敵なお言葉を頂くことがよくあります。 「世界一」という言葉。 自分の信念を持ってしたことに対して褒めて頂ける。 これだからサービス業は好きです。笑 今日はパフェを召し上がってくださったお客様がお帰りの際に、 「世界一おいしいマロンパフェでした」 と仰ってくださいました。 心から感謝で✨ 「励みになります!ありがとうございます」とお返ししました。 ただ、勘違いしてはいけないといつも心に思うこと。 世界一。 本当に世界一な訳では

          トクベツとは。オープンにおける具体的な話の前に

          前回の記事のことで これは記しておかなければ、と 思ったことを。 15年前から今まで変わらない事。 心に決めている事があります。 それは 店だけの話ではなく、 私自身の生きていく上での信念。 私は決してトクベツな人間ではありませんが、 常にトクベツでありたいと思って生きています。 もちろん完璧になど到底できませんが、 自分に嘘をつかず、好きなことに対して全力で努力していたいと思うのです。 どんなふうに生きたいか。 どうありたいか。 どんな店でありたいか。 どん

          トクベツとは。オープンにおける具体的な話の前に

          過去と現在を行ったり来たりの店作り。

          さて、また現在に戻ります。 音楽好きな私が営む店には 時々アーティストさんが演奏をしにやってきてくださいます。 一昨日演奏にいらしてくださった 素晴らしいヴァイオリニストのタケウチフミノさんとキーボーディストのノムラさんのお二人。 毎回楽しみにしているお客様方も多く、魂のこもったあたたかくて切なくて心がきゅんとなる、そんな音楽を聴かせてくださいます♪ 今回もホント!良かった✨✨ もう一曲目から涙が溢れる人続出。 あぁ、みなさん、コレに、コノオトに会いにきてくださったんだ

          過去と現在を行ったり来たりの店作り。

          いざ開店へ③

          さて時は15年前に戻ります。 複合施設のテナントが決まり 開店までの準備期間を一週間と決めました。 一週間、と聞いて そんな短い間で??と疑問に思われると思いますが、 ここでそうできるには、の大切なお話。 私がそれまでのイベント出店で培ってきたノウハウや、こんな店にしたいという具体的な構想は、ずーっと頭の中に準備してありましたのでそれをカタチにするだけだったのです。 テナントという箱の中に、 キッチンの配置、お客様のお席の配置、エントランス、看板。 もう頭の中に絵

          いざカフェ開店、の前に昨日のお話笑

          さて今日はもう昼だと言うのに クタクタで起きれない店主笑 昨日はこの秋の大一番の音楽のお仕事。 コンサート出演がありまして。 お菓子作りと 音楽の二台柱は私にとっては どちらも欠かせないものであり、 なんと言いましょうか… 音楽はお菓子作りに、お菓子作りは音楽に、それぞれ栄養を与えてくれるものたちなのです… 比重的にはその都度、趣味と仕事が入れ替わりながら生きておりますが そのスタイルはずっと変わることなく、 今の私を作る上で大切なものたちなのだと思っております。

          いざカフェ開店、の前に昨日のお話笑

          いざカフェ開店へ②私の思う店作り

          そんなこんなで ラッキーにも観光複合施設に入店することが決まり、 私の1店舗目の店づくりが始まりました。 そこでお手本にした私のバイブルがあったのです… フードスタイリスト、料理研究家の パトリスジュリアンさんの本。 「パトリスジュリアンのカフェ」 彼がある複合施設の店舗を構える時に理想とした、 細部にわたるまでのこだわりを とても素敵に編集してあるレシピ本でした。 どのページにも 吸収すべきところがたくさんあり、 隅から隅まで、何度も何度も読み返してはうっとり。

          いざカフェ開店へ②私の思う店作り

          いざカフェ開店へ①

          そう15年前。 私はある観光複合施設のテナントに カフェを構えました。 そこは私が入店する前も 素敵な女性がカフェをしていらっしゃったのですが、ご結婚で閉店ということで、次やってみないか?とのお話を頂いたのです。 隣のテナントでお友達と雑貨屋と焼き菓子の店をしていた私に、うってつけではないかと思ってくださったようで、 素敵なきっかけをくださり本当に感謝でいっぱいでした。 ありがたいことに 居抜き物件だったことと 市の管理する建物だったということで、前金なしの家賃七万五千

          いざカフェ開店へ①

          カフェ開店へ向かって行こう④ワンオペレーションにこだわるのは

          なぜ私はカフェという仕事をしているのか。 きっと自己実現の場であるから、の一言につきます。 私の作るメニュー 私の趣味を詰め込んだ店 私の接客 そのどれを外しても成立しない ワンオペならではの店。 まずメニューから… その日の朝に仕入れ先で目にする果物たち。 素敵な素材に出逢えた朝はワクワクが止まりません✨✨ これで何を作ろうか、と 私の頭は朝から妄想で膨らみます。 そしてメニューのバランスを考えます。 うちのスウィーツは季節感と食感をとても意識して 製作し

          カフェ開店へ向かって行こう④ワンオペレーションにこだわるのは

          カフェ開店へ向かって行こう③取材のお話。

          今日は現代に戻り 昨夜の取材のお話から。 15年も店をやっていると 何度か取材のお話を頂くことがあります TV情報番組、タウン情報誌、新聞、雑誌など… 演奏をさせて頂いたり お店をさせて頂いたり 人前に露出することが多い割に 人見知りなワタクシ😆 特にTVのあのマイクをつけられ ただけで、私の半径3メートルは緊張が漂うのです笑😆 いくつになっても慣れることはないのだなぁと諦めてはおります笑 最近は苦手なのを理由に お断りすることがほぼほぼ。 よっぽど気持ちが向い

          カフェ開店へ向かって行こう③取材のお話。

          カフェ開店へ向かって行こう②一番大切なもの。

          人の脳って こうって決めたら実現へと向かうように出来てるんだなぁと、 その時の私を振り返ると思います。 情熱、とかカタチのないものかもしれないけれど そういうカタチのないものこそ とてつもないエネルギーを持っていて。 夢実現のための一番大切なものだと思うんです。 いや、お金でしょう? と思うかもですが… もちろんたくさんあれば早道なことは分かりきってはいます。 でもそんなもの 後からついてくるんです…コレほんと。 ここでお話したいのは 私は決して余裕があって始

          カフェ開店へ向かって行こう②一番大切なもの。

          カフェ開店へ向かって行こう①

          イベントや色んなお店にお菓子を置かせていただくようになってからのお客様との触れ合いは、 私の心をふわっと包み、心地よく幸せそのものでした。 「あなたのお菓子はほんと なんて言ったらいいかわからないけれど 本当に美味しいのよ」 私にもよくわかりませんが😆 いまだにそういう表現で褒めてくださるお客様がいらしてくださること、本当に幸せなことだと思います…😌✨ きっと、ただ、ただ、美味しいものを作って食べたい!共有したい! だけの貪欲ではあるけれど ほんと、それだけのピュアな気

          カフェ開店へ向かって行こう①

          カフェへの第一歩の私のお話⑤

          さて、そこからはほんとたくさんのイベントに出店させて頂きました。 焼き菓子屋の最初の名前 COVArおやつさろん として。 COVAという憧れのイタリアのカフェにあやかって、そして当時の自分の名前となぞらえて。笑 おやつさろんは あたたかな家庭のイメージのおやつのあるサロン的なものをイメージして。 そしてイベントの常連になってくるにつれ、 そこで出逢う 手作りの異業種作家さんたちとも 素敵な交流が出来、今でも繋がって仲良くさせて頂いている方々はたくさんで😌 その後

          カフェへの第一歩の私のお話⑤

          カフェへの第一歩の私のお話④

          そこから私は 夢を抱くようになりました。 当時珍しかったホームメイドのお菓子たちをたくさんの人に広めたい。 私の感じた感動をたくさんの方に知ってもらいたい。 そこで行動に移したのです! それは フリーマーケットで出店すること。 当時はちょうどフリーマーケットが あちこちで流行り出した頃でした。 頭の中のアンテナを張りめぐらし 色んなイベント事務局にアクセスして、焼き菓子の販売で参加させていただくようになりました。 お菓子を透明の袋に詰めて ラベルをパソコンで製

          カフェへの第一歩の私のお話④