いざ開店へ③

さて時は15年前に戻ります。

複合施設のテナントが決まり
開店までの準備期間を一週間と決めました。

一週間、と聞いて
そんな短い間で??と疑問に思われると思いますが、

ここでそうできるには、の大切なお話。

私がそれまでのイベント出店で培ってきたノウハウや、こんな店にしたいという具体的な構想は、ずーっと頭の中に準備してありましたのでそれをカタチにするだけだったのです。

テナントという箱の中に、
キッチンの配置、お客様のお席の配置、エントランス、看板。

もう頭の中に絵があるので
そう難しいことではありませんでした。

一週間の準備が始まる前に
ほぼ出来ている、と言っても過言ではないのです。

ちなみに私のその時のコンセプト。
今にももちろん繋がりますが、

非日常的なカフェの空間を作り上げ、
そこで現実から離れてゆったり心を整えて頂けたら…

そう、カフェはアートであり、文化なのだと私は思うのです。

最初の店は、
絵本の中に出てくるようなカフェ。
たくさんの児童書や絵本を
絵のように飾り、もちろん手にもとって読んで頂く。
家庭で出てくるような作り立てのおやつとともに…

心解けるカフェを作ろうと思ったのでした。

↓当時の店の様子
ちょっと若い私と共に笑

水色のウエスタンドア



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