支援を受けるのにも「ひとりじゃない」ことが大事
貧困支援の記事を書いてはいるけど、私自身は実際には経験したわけではないので
https://mobile.twitter.com/Matsuimamadou/status/1285626050291138565
こういう対応が実際どれくらいあるのかはわかりません。
もし自分の記事を見て希望をもったのに実際申し込んで逆に絶望させてしまったなんてことがあったなら 、本当に心苦しい…胸が締め付けられる思いです。
ただ、この一連のツイートを見ても、こちらの記事 (以前のnoteにも貼りましたが)をみても、「ひとり」は不利だということが言えるのではないでしょうか。
こんな対応されたら誰だって心底落ち込むでしょう。絶望感すら味わう人もいるかもしれません。
でも諦めてはいけないと思います。
ひとりで駄目なら仲間を作りましょう。上記のように支援団体かもしれないし、NPOかもしれないし、特に若い方の場合はたとえ他人でも年上の人をつれていくのもひとつの手でしょう。また、その場には誰も同席していなくても、どこどこに相談してこういうケースを紹介された、といったり、会話を録音するのもひとつの手段かもしれません。
要するに、その場にいてもいなくても、誰かがこの人の傍にいて、「ひとりではない」と思ってもらうことです。
残念ながらお金は有限であり時間も有限です。したがって支援も優先順位がつけられます。相手の人間性を疑いたくもなりますが、人間性以外に制約があってそういう対応になっていると考えるのが自然でしょう。
したがって、相手を、話をするためのテーブルにひきずり出さなければならない場合があるのです。
もちろん相手には支援をお願いするわけですし敵ではないです。誠実に話をする必要があります。しかし、まずテーブルに引きずり出すために力を必要とする方が、ことライバルが多いコロナ禍の今は、多いのではないでしょうか。そしてそれは、「ひとり」では困難かと思います。
余談かもしれませんが、都会で「ひとり」の人って、実はとても弱い存在だと思います。
明日の食事が食べれないくらい困窮していて誰がいつ気づくでしょう。
住まいで日々嫌がらせを受けていて誰が気づき助けてくれるでしょう。
極端な話、失踪したとして、誰が何日後に異変に気づくでしょう。
家族、友人、アルバイト先、同級生、何かしらの繋がりを保てば、何かの時に必ず力になります。辛いとき真面目な人ほど黙って耐えてしまいますが、それをあとから知るのは周りの仲間としてはほんとうに辛いことです。辛いだけでなく愛情が裏返り悪意を持つ人もいるかもしれません。
信頼できる人に素直に相談できるような環境がみなさんにあること、そして今がしんどい人たちが少しでも希望が持てることを心より願っております。
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