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SUNNYSIDE日記vol.3「SUNNYSIDEはどんな人を評価する会社なのか?」

SUNNYSIDEの日々を広報担当者が書き綴るSUNNYSIDE日記。会社のことを出来るだけそのままお伝えします。良いところも悪いところも、できる限りそのままオープンに伝える。等身大の私たちの様子を知ってもらうことで、共感する方や一緒に働く仲間と出会えたら嬉しいです。毎週1回の更新を目指して頑張ります。どうぞよろしくお願いします。

6月6日

急に暑くなりましたね。昨日、香川県内では30度を超えた地域もあるそうです。コロナウィルスだけでなく、熱中症にも注意が必要な季節になりました。私も梅シロップで夏バテを回避しようと、梅と氷砂糖を買ってきてせっせと仕込んでおりました。この日記で披露できる程、出来が良いものが作れたらいいなぁ。

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さてさて、6月の最初の週もあっという間に過ぎました。3ヶ月前、新型ウィルスが蔓延し、会社の在り方や仕事の仕方の変更を余儀なくされてから、スタッフ同士で真剣に話し合う日々が続いています。事業内容、働き方、衛生管理など、話し合うテーマは多岐に渡っていますが、最もみんなで時間を割いているのが「評価」についてです。「SUNNYSIDEはどんな人を評価する会社なのか?」「自分たちはどんな人と一緒に仕事をしたいのか?」こうした問いに改めてみんなで向き合い、頭から湯気が出るほど話し合っています。トータルの時間にして6,7時間くらい。それでもまだ答えは出ていません。それくらい難しい、そして、それくらい大切に決めていきたい「評価」について、少しまとめてみます。

新型ウィルスは私たちから仕事を奪いました。現在、私たちの主力事業である清掃や施設管理、ベッドメイクの現場は、軒並みストップがかかっているか、規模縮小を迫られています。2011年にSUNNYSIDEがスタートしてから、初めて経験する状態です。これまで私たちの業界は人手不足でした。「現場はあるけれど、人が足りない」状態が、どこも当たり前。けれど、この数ヶ月のうちに状況は一変。「人はいるけれど、現場がない」状態になりました。当たり前が変わったのです。この変化は、私たちに「誰と一緒に働くのか」を真剣に考えさせるきっかけになっています。現場が少ないということは、仕事をお願いできる人数も少ない。つまり、(誤解を恐れず言うと)人を選ぶ必要性に迫られているのです。もちろん、これまで会社として人を選ぶ場面は何度もありました。けれど、これほどの規模で考えざるを得ない場面は初めて。決して「えいや!」っと決めることはできません。スタッフ同士、慎重に話し合って歩みを進めています。

「SUNNYSIDEはどんな人を評価する会社なのか?」この問いは、会社の文化に大きく影響すると考えています。むしろ、この問いへの答えそのものが、会社の文化になり得ることもあるかもしれません。SUNNYSIDEの経営理念は「個性が共生し調和が発展を生む」。私たちが形作っていく「評価」も、こうした理念を体現する一部なんだと思います。「仕事スキルも大事だけど、人間性も大切にしたいなぁ」「数字には表せないあの人の良さを評価するには、どんな項目が必要かなぁ」日々のミーティングでは、こんな会話が飛び交っています。分かりやすい仕事スキルや成果数字だけで判断する方がよっぽど簡単に評価できるはず。ですが、それはSUNNYSIDEらしくない。そう、みんなが認識しています。面倒くさいかもしれませんが、人間らしく、SUNNYSIDEらしい評価。そんな評価をイメージしているのです。

もちろん、「SUNNYSIDEはどんな人を評価する会社なのか?」を決めることがゴールではありません。むしろ、スタート地点。そこから色んな人との関係性が始まるのだと思います。面倒くさく、人間らしく、SUNNYSIDEらしい関係性。そんな人間関係のスタートです。そして、それこそがSUNNYSIDEの一番の価値や強みになると思うのです。今はその為の準備期間。頭から湯気を出しながらも、きちんと「評価」に向き合い続ける。そんな時間に出来たらと思います。残念ながら、一生懸命に考えて編み出した「評価」も、きっと100点満点ではないと思います。後から「70点くらいだなぁ」と感じることもあるでしょう。でも、そんな時はまたみんなで考える。多分これの繰り返しなんだろうと思います。でも、この繰り返しこそが、みんなで一緒に働くという営みそのものなんだろうと思います。SUNNYSIDEは、これからもみんなで頭から湯気を出していきます。湯気の出しすぎで熱中症にならないように、梅シロップの様子を見にいこうと思いますので、今日はこの辺で。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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