こどもに感情任せに怒ってしまう「怒り」を紐解く作業が「親側」に必要。
よし!こどもに感情任せに言ってやろう!!って思って怒鳴りつけているのではなく、
きっと頭では、「優しく」「冷静に」と思っているのに、怒りが抑えられないってことの方が少なくないと思いますが、いかがですか?
私も、まさに、そうでした。
今も、怒りが湧くことは、あります。
怒りが湧くこと自体は、ある意味正常なんです。
しかし、その怒りが「どこからくる怒り?」ということを、自分で把握できている人は少ない。
怒りを紐解くと、100%と言っていいほど、価値観から来ています。
だって、「怒り」が出るということは、
「こうあるべき」
「こうしなければならない」
「それが正しい道である」
というのが、あっているかどうかは別として、
・あなた自身の「枠」からはみ出したこと
・あなたにとってはダメなこと
・あなたにとっては許し難いこと
をこどもがするからです。
あなた自身の価値観の中でこどもが動いてくれていたならば、怒る必要はないですよね^^
あとは、単純に、「疲れ」が原因の場合も、多々あります。
ママとて人間です。生物です。
睡眠もままならないとか、
家事育児の負担が偏っているとかだと、
疲れるのは当然のこと。
話を戻しますね^^
まずここで、自分には、価値観があることを自覚していきたいんです。
その価値観に、
・優劣
・上下
・善悪
は、まず一旦、「無い」と考えてください。
ということを前提として、
とにかく「わたしには、私が良しとする価値観があるんだな」と認めることからです。
(ここが認められずに、つまづく人が一定数いますが、その場合、「白黒思考」「善悪思考」「0か100か思考」「二極化思考」に支配されているケースが少なくありません。)
では、その「良しとしている価値観」は、どこで、身につけた価値観でしょうか?
・父?
・母?
・祖父母?
・兄弟姉妹?
・教師?
・習い事のコーチ?
・叔父叔母?
・いとこ?
たいていが、0歳から6歳頃(または思春期頃)までに、周囲の大人から指導されたり、教わったりした「価値観」が、細胞の底にまでしみついて、今があるのです。
そしてあなた自身も、子どもの頃には、
・視野
も
・視座
も、極度に狭かった。
怒られた!
怒鳴られた!
叱られた!
無視された!
弟、妹の方が愛されていた!
兄、姉のほうが愛されていた!
何も買ってくれなかった!
こんな風に、
親や相手の背景や、
与えてくれている愛情には、なかなか目が向かず、
常に被害者の世界に浸りながら成長してきた。
ということが、私たちには、あるのです。
ただこれは、あなたが悪いとか、そんな話でもありません。
こどもというのは、よほど、家系的に豊かな情操教育や倫理教育、また「感謝」について、繰り返し繰り返し教育がなされる家庭、家系でも無い限り、
度合いは違えど、不平不満は、湧いてしまうもの。
ただ、それが染み付いていることで、大人になった今も、親としても、人としても、とても生きづらくなっているのなら、
今までと違う選択をしていく時がきているということなんです。
人生は、選択の結果です。
子どもの頃は、たしかに選択肢が少なかった。
でも、大人の今は、ある程度、選択していける。
その選択を見直す、やり直していく、
そして、思考を育て直していくということをしない限り、
同じことで、また子どもにもイライラの繰り返しです。
イライラがダメではなくて、
イライラを自己コントロールするには、
あなた自身の「抑圧してきた心」を解放して、育て直していくことしかありません。
今の段階の研究で、トラウマはゼロにはならないと言いますが、
希釈したり、
薄めたたり、
自分が上昇していくためのエネルギーとして取り込むことは可能です。
育児でイライラが止まらないときにやることは、
子どもに言うことを聞かせようとがんばることではなく、
あなた自身を先に丁寧に取り扱う姿勢です^^
いつまでも、イライラ、罪悪感、自己否定、不安、不満に浸るほど、育児の期間は長くありません。
そして、子育てから手が離れた時、眉間にシワが寄った自分でいたくはないですよね^^
後悔だらけの子育てだったと言いたくも無いし、
「こんな親にはなりたく無い..」と息子に娘に、密かに思われているのも、悲しすぎる。
子育てって、自分が変わっていくためのギフトでもあると、私は感じています。
変わるとは、「あなたは間違っているから、正しましょうね」ってことじゃなく、
自分の意思さえあれば、「成長できる」ということ。
そう!
「変化」とは、「成長」の事です。
動画などで学ぶだけで、ちゃんと変われた人、満足できた人は、これを読んでいないよね^^
ワンステップ目は、
・変わりたい
・成長したい
・じぶとこどもも、幸せになっていきたい
と、素直に認めることです。
2025年は、もたもたせず、でも焦るのではなく着実に、変化、成長を親子でやっていきたいママは、個別の継続セッションが最も効果的です。
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