あれこれと、 うまくいかない、 泣きの日々。 だけど、何故かな? 心は豊か。
このときを、 一年前に、 予想した? 明日のことを、 誰が知るとも?
完璧な ものの壊れゆく 瞬間を、 恐れながら、 たじろぎながら。
晴天の 波打ち際に 足を寄せ、 過去は砂まじり、 先は胸騒ぎ
決め事は、 心の羽ばたき、 見るとよい。 今回はどうだ? 羽は動いたか?
遠くで 風が泣いている、 涙までもが 落ちてきて、 悲しいよなあ。
風情ある 平屋の奥から、 ご主人と そのお孫さん。 梅の季節よ。
するすると 坂道下って 行きましょか。 残りの人生、 気張らず生きる。
詫び人が、 侘助持って 詫びを入れ、 愉快な偶然、 笑い込み上げ。
感じてた、 あの空、 あの陽、 あの空気。 「あのときだけ」と、 封じておくか。
悲しい笑み 浮かべることで 精一杯 取材応じる あたたかな人
早朝から、 小豆が踊る、 炊き上げる。 息子の依頼、 おはぎ、 こしらえ。
ありがたや。 花火と サザンと 初日の出。 湘南海岸、 恩恵のとき。
街中を、 黄色くするのは、 風の業(わざ)。 見惚れる景色は 何故か切ない。
雨上がり、 空を見ながら 気付いたこと。 本音隠して、 生きてきたかも。
行くだけで 恩恵いただく、 それ、知ってる。 なのに、遠のいて、 やはり、寄せられて。