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【webライター初心者向け】まずはプロフィールでうまくアピールしよう

クラウドソーシングサイト、SNS、noteなど。
webライターの仕事を受注する窓口は色々あります。

そこで大事なのが各サイトに表示している
「プロフィール」
今回は、そんなプロフィールの書き方について、
ライター採用担当としての経験も踏まえて紹介していきます。


採用担当者はプロフィールを見ている

先日、Webメディア運営をしている人と話す機会があり、
「どうやって仕事を任せるライターを選んでますか?」
という話になりました。

そこで印象に残ったのが、
「プロフィールの作り方で仕事の姿勢がわかる」
というものです。

  • プロフィールが雑

  • 文章に不備がある(誤字脱字、言い回しなど)

など、
「プロフィールを残念な状態で放置している人は、
高確率で仕事も適当にされてしまう」

と話していました。

簡潔ながらアピールできるプロフィールに

つまり、逆にライターの立場で言えば、
本当はその仕事ができる要件を満たしているのに、
プロフィールが適当なせいで、
仕事の案内すらもらえていない可能性がある
ということです。

とはいっても長々と書くのが良いわけではありません。
プロフィールは、簡潔にポイントを押さえて書きましょう。

  • ライター業務に関わる経歴

  • 得意ジャンル

  • 作業時間や業務可能範囲といったの条件

などを、150文字くらいで簡潔に書けると良いですね。
その後にもし公開可能な過去の記事があれば、
URLを添付しておくと良いです。
ない場合は、ブログやnoteでも見てもらえるケースはあります。

ただし、過去の成果として公開する記事の種類や内容には注意が必要です。

あるフリーランスの方は
「個人ブログではクライアントの要望に合わせられるか・納期通りに仕上げられるかが分からず参考にならないこともある」
と話していました。

逆に
「クライアントワークで制作したものを出されても、校正で他者の手が入っていると実力が測りにくい」
と話す人もいます。

また、似たようなサイトの記事を出すのは良いですが、あまりにも内容的に近いと危険な場合もあります。

作業で得た知見を次に活かす=過去のクライアントの不利益に繋がり、トラブルになってしまう可能性があるためです。

そのため、過去の記事を出すなら
・プロフィールには掲載せずに応募時にURLで送る
・個人ブログと公開できるクライアントワークの成果物と2種類にする
・ジャンルは近いが内容が全く同じにならないものにする
といった工夫が必要です。

プロフィールはサービスに合わせて変える

これは別のSNS運用のプロから聞いた話なのですが、
SNSやブログは、サービスによって微妙に雰囲気が違います。

利用者の年齢層や独自のマナーなど、
色々あるようなんです。

これは実際、私も色々運用してみて肌で感じたことではあります。

プロフィールは「短く簡潔に」が基本ですが、
掲載するサイトの雰囲気によって微妙に書き分けることも大事です。

他の登録作業者さんのプロフィールを参考にしたり、
各サービスでサンプルが用意されているなら
それを見たりするといいですね!

ただし、プロフィールが複数あることで矛盾が生じることのないように、
注意しておきましょうね。

各サイトで発注者向けに「こんなアカウントに注意してください」と記事が掲載されているケースもあります。

こちらも確認しておくと、「どんなプロフィールが発注者に怪しいと思われてしまうのか」が分かりますよ。

リスクのあるアピールに注意

良かれと思って書いたのに、採用担当者が敬遠する表現もあります。
以下の表現は、使い方に注意しましょう^^

子育て中 / 〇〇歳の子供がいます

子育て系・家事口コミ系メディア専門で書きたい場合や、サイト自体が子育てと両立するフリーランスを応援している場合は問題ありません。

そうでなければ残念ですが、「急に仕事を休まれるリスクがある」として避けられてしまう場合があります。

即レス可能です

即レスは素晴らしいですが
それだけ暇=安定した案件がない=実力不足か初心者
と捉えられてしまうことも……

結果的に即レス重視で技術の必要ない低単価案件の案内ばかりになってしまう可能性があります。

納期を必ず守ります

厳しいようですが、納期を守ることはあくまで作業の「前提条件」です。
逆にわざわざ大きく書くということは、「以前に納期のトラブルがあった?」と邪推されてしまいます。

アニメや漫画のキャラクターイラストをアイコンにする

たとえ公式が配布しており使用OKの素材でも、キャラクターのイラストをアイコンにするのは避けましょう。
著作権への意識やメディアリテラシーが乏しいと判断される可能性があります。

初心者です

経歴がない場合でも、「初心者です」とは前面に押し出さない方が無難です。
新人でも、堂々としていましょう。

ただし、仕事を契約する際、初心者なのに経験者と偽るのはNGです。
きちんと「経験不問」や「初心者OK」の仕事を選んだ上で、個別に交渉する段階で初心者だとを伝えましょう。

注意書きをする

  • 以前にトラブルがあったため個人からのご依頼はお断りします

  • 単価〇〇円以上の案件以外はお引き受けしません

  • 副業のため夜間や休日のみの作業となります

こういった注意書きもプロフィールに記載するのは避けた方が良いでしょう。
「訪問販売お断り」のステッカーと同じで、過去のトラブルの匂わせになってしまい、「また騙されるかも?」と逆に悪質案件の発注者から狙われる可能性がありますよ。


最後までお読みくださり、ありがとうございました^^
皆さんの案件確保に、お役立ていただけますと嬉しいです。


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