見出し画像

完全に幼稚園派から保育園派になった

こちらの記事でも書きましたが、以前は「幼稚園のような保育園」を求めていた私。

自分は子どもの頃、幼稚園に行っていたし、幼稚園の方が何かを習わせてくれる、教えてくれる、充実した時間が過ごせる、などの印象があって、子育て始めたばかりの頃は、自分の子どもを幼稚園に行かせたい気持ちがあったように思います。しかし、自分が仕事を続けるには保育園の方が明らかに便利で。でも、どこか諦めきれず「幼稚園のような保育園」を探していました。そんな私も今では幼稚園派ではなく保育園派になったことを改めて実感した出来事がありました。それは、幼稚園見学です。

今、第三子の次女は隣駅の保育園に通っています。それは、長女が障害児で、一緒に入れるところがそこしかなかったから。来年、長女は卒園して小学校へ、保育園は次女だけになるので、改めて自宅近隣の保育園転園も検討しており、最近また保育園、幼稚園をいくつか見学しました。

最初は保育園のみ考えていたのですが、ふとこの年齢なら幼稚園でも行けるかな、と途中で思いつき、幼稚園に行ってみました。そこで、幼稚園派でなく保育園派になっていた自分に改めて気づいたので、そのことを書いてみます。

幼稚園の先生はカリキュラムや行事が充実している、とおっしゃられていました。たしかに、保育園に比べると違いは明らかだと感じました。一方、クラス担任は1クラスあたり1人で、保育園と比べると手薄な感じがしてしまったのも事実です。

行事の充実は本当に子どもにとってよいのでしょうか?私は行事の充実にあまり惹かれなくなっていました。幼稚園ほどではないけれど行事をそこそこ行っている保育園にも通っていましたが、先生が残業して作り物などしているのが見えることも。今の保育園はあまり行事に熱を入れていないけど、普段の保育にはゆとりがあるのを感じます。

この間あった保育園の運動会も、子どもたちで全部プログラムや順番など考えたとのこと。大人がどこまで手助けして考えたのかはわかりませんでしたが、本当に子どもたちが考えたような内容でした。保育園での主体性をはぐくむ保育も素晴らしいなと思い、感心しました。

あとは先生の数。幼稚園は30人弱くらいの人数のクラスを1人で担当しています。4、5月はさすがに1人だと難しく複数人で対応するそうですが、その後は1人担任とのこと。幼稚園は学校のはじまりなのだと感じました。幼稚園の園長先生は就学準備は大切だ、とおっしゃられていましたが、保育園のように先生が多めにいて甘えられる環境も今のうちは良いな、と思いました。

あとは、幼稚園も預かり保育が充実してきているとはいえ、働く親にとっての利便性はやはり保育園の方が良いと思いました。幼稚園は預かり保育がない日が何日かあるとか、お弁当は週2日あるとか。この辺は幼稚園により違うと思いますが、うちの近隣の幼稚園だと、保育園の利便性が高かったです。

今回改めて幼稚園の見学をし、幼稚園に申し込みすること自体を辞めました。保育園は働く親にとって便利なだけでなく、子どもにとっても良いだろうと感じた自分がいました。何がよいかはわかりませんし、正解はないと思いますが、私の考えの変化がもしどなたかの参考になれば幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!