(後半)ブレない軸ができるまで
(前半から続く)
去年SUNNYという会社を起業しました。SUNNYという企業名にするまで色々と悩みました。。
私は会社でどんな事業をしたいのか、どんな会社にしたいのか、何をビジョンにするのかなど。
色々と社名の案を出してみたのですが、結局一番初めに思いついた「SUNNY」という名前にすることにしました。
SUNNYは陽だまり、明るいというような意味があり、私が関わった人が以前より明るく前に向いていける支援ができるといいなと思い名付けました。
また、ビジョン(ミッションの方が近いかも)を「自分の周りを幸せに」としました。
私は社会を変えるような大きなことはできないと思ってます。でも私に関わった人が少しでも前に向けたり、やりがいを持てるようになったり、人生を楽しいと思ってもらえたらそれはとても嬉しいことだなと思ってます。そういう人が増えたら、その人の周りもきっと幸せになっていくのではないかと思っています。
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前半の記事にも書いた壺中人事塾での最後、「私にとって、人事とは何か?」という問いについて考えることがありました。
それまでは、壺中人事塾でも掲げている「人事とは、人を生かして事を成す」というようなかっこいい言葉を考えていました。
その言葉自体に持つ意味は本当に共感しておりその通りだなと思っているものの、自分にとっての人事がそれと同義語かと思うと、なんだか違うなと思っていたのです。
ずっとそんな違和感とかを感じながら、自分にとって人事とは何だろうと考えていたら、最終的にパッと答えが降りてきたのです。
「私にとって、人事は人を幸せにするためのツールである」
という事でした。
人事の仕事をしていて、人事のプロはその道しか進んではいけないとどこかで思い込んでいたところがあったのですが、私は自分の会社のビジョンにも掲げている通り、自分の周りが幸せになるお手伝いができたらとても嬉しいし、私と出会えたことで前に向けた、元気が出た、組織が良くなった、ありがとうと言われたら本当にすごく嬉しいし、やりがいに感じます。だから、自分に関わってくれる人を幸せにできる「手段」が「人事」であれば、人事を経験してきた武器を使って組織や人を少しでもよくするお手伝いができたらそれはとても嬉しい。
逆に言い換えれば、人を幸せにする手段が人事でなければ、別の手段でもいいと思えるようになり自分の中に柔軟性が持てるようになりました。なので、今私が別で取り組みをしている徳島の民泊事業はまさにそれに当たります。
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それでもたまに、そんな私の強みってそんな大したことないじゃんみたいなヒドイ事を悪気なく言う人も時々いますが(笑)、今はこのブレない軸を持てるようになったので、イラっとはしますが落ち込むことは無くなりました。
「あなたはそう思うんですね。わかりました。でも私は自分のことをそう思ってないです。ありがとうございます。」と思えるようになったのです。
まさに、キャリアコンサルタントの傾聴と共感です。(同感ではなく共感!)
そしてそうやって、マウンティングしたりサイコパス的に人を無碍に扱う人は私の人生に必要ないので(笑)、そっと離れれてもう関わらなければそれでいい。今の私は、自分と心地よく付き合える人と一緒にいれたらそれで幸せです。
そんな風に考えると、私の周りにはすでに素敵な人がたくさんいるので十分幸せだなと思います。ここまで歩んでこれたキャリアも自分が今こうしているのも、これまで出会ってきた人のおかげだし、これからもやりたいことはたくさんあるけど、欲しいものとかもう十分あるので満たされているなと感じます。もちろんこれから失うこともあるかもしれないけど、今まで乗り越えてきたようにきっと私は乗り越えられるから大丈夫だと思います(笑)。
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そんなこんなで、自分がひと回り成長できてブレない軸ができるまでを書いてみました。長文にも関わらず、最後まで読んでいただいた方がいらっしゃったら本当に心から感謝です!ありがとうございました☺️
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