「青年は目を離せ、心を離すな」/韓ドラ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』のワタシ的見どころ(ネタバレあり)
韓国ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』を見終わりました!
アラフィフ主婦、子育てママコーチの立場で
韓国ドラマをレビューしてます。
ワタシ的よかったスコア ★★★☆☆
ワタシ的見どころ① 親子の愛情
ご近所同士の絆、友情、恋愛と様々な愛情の形が
描かれているこの作品ですが、
私がいちばん好きだったのはそれぞれの
親子関係、親子の愛情です。
このドラマのメインで描かれているのは大学生から
高校生の子どもたちとその家族。
親たちは日々、思春期の子どもに悩まされています。
学校であったことを話してくれない
勉強しない、成績が悪い
辞めさせたいことを何度言っても辞めない
体のことが心配・・・・。
うちもあるー ^^;
親の心配は尽きません。
思春期に国境はないのですね ^^;
ドラマの中の親たちは問題が起こるとその都度、
子どもに寄り添って言葉をかけます。
父が娘に
と語るシーン。
母が息子に
って言ったあとにぎこちなく息子の肩をちょっとだけハグするシーン。
二人とも普段は家の中で大きな声で怒鳴り散らす父親、母親。
なのに、大事なことを伝える時は、
必ず子どもと向き合える場を作って
その子だけに気持ちを語りかけます。
ネイティブインディアンの子育て四訓、
乳児はしっかり、肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな
というのは有名ですが、
まさにこの「青年は目を離せ、心を離すな」をしてるんです。
そして子どもたちも親の気持ちを受け取って、
不器用ながらも親へ伝えます。
子を思う親の気持ちにも
親を思う子の気持ちにも
両方に共感できる。
そんなあたたかいシーンが毎回のように見られました。
ワタシ的見どころ② 1988年頃の韓国の日常生活が垣間見れる
『応答せよ1988』は
1988年ころから1997年あたりの韓国が舞台。
当時の韓国の生活も垣間見れます。
こんなキッチン(作業場?)で料理してたのね
高校3年生って、こんなに勉強するんだ
高校生、夜中までほっつき歩いてて大丈夫?
男女別に机を使える自習室っていうのがあるのね
同姓結婚はタブーだったんだ
などなど、日本との違いも見れるのも
おもしろポイントでした。
ワタシ的見どころ② 日常会話があふれてて韓国語の勉強になる
何気ない生活が描かれるシーンも多かったので、
いただきます
ただいま
ありがとう
おやすみ
ご飯できたよー
みたいな日常会話がたくさんでてきます。
韓国語を習い始めたばかりの私にとっては、
「このあいだラジオのハングル講座で出てきた!」
という表現が何度も出てきて、勉強になりました。
ワタシ的残念ポイント その後が知りたい
ただ最後は、もう少し丁寧に登場人物のその後を見せてほしかったなー。
ドクソンとテクの結婚は?みんなに報告したときの反応は?
ジョンファンはどうなった?
ジョンボンはアルバイトしてその後どうなったの?
ノウルって何でずっと家にいたんだろう?歌手になれたのかな?
何でみんな引っ越ししていくことになったの?
最後は、ボラとソヌの結婚式が中心になって、
他の登場人物、主人公のドクソンのストーリーすらも
きちんと描かれなかったのが残念。
気になるから!
ここまで追ってた視聴者としては ^^;
まとめ
見始めた最初は、あまり見慣れないコメディタッチな演出と
ストーリーに「んーー?」と思ってたのですが、
6話くらいからどんどんストーリーにも引き込まれて。
これを見たいがために
「仕事をがーーっと終わらせちゃおう!」
って思うくらいにハマりました。
あんなご近所さんがいたら楽しいだろうな。
子どもたちも親たちも。
幼馴染って響きもステキ。
友情、親子愛、家族愛、恋愛。
たくさんの愛とユーモアがつまった面白い作品でした。
韓国ドラマを見るときが至福の時間♡
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