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第二部 旅立篇 ~Con Te Partirò~

※2022.11.12AM7:30増補改訂

HD解散から一年

 この自分語りの第二部は、今年の3月に遡る。なにかと口をつぐむことが多く、今こうして書き始めているもののどこまで語ってよいのか悩む事柄も多い。気分を害された方はどうか、最上位から逃げ出した老兵の戯言と思って、笑って捨て置いてほしい。

 振り返ってみると、自身の活限が非常に短くなったことで、ダメージコンテストを楽しむというよりも、規定ダメージを出すだけの要員であったと感じている。あれだけの短時間しか参戦できないのに加入させてくれた微熱空間Re:actとCRAFTの管理陣には感謝しかない。

 やこふぁん♪については、実は度々脱走を試みていたのだが、「来月も宜しく!」と言われることも多く、なんだかんだ解散月まで所属させてもらっていた。自分の活限ではやはり心苦しく、もう少し下の順位帯にいるべきなのでは、とぼんやり思っていたのだった。
 ただ、9月の惨状を目の当たりにしたとき、どうして自分がクランに居続けられたのか少し理解できた気がした。というのも、「規定ダメージを出すだけの要員」すらも集まらないほどの人手不足(あるいはTL難化)に陥っていたようで、解散月にようやく人事担当者の苦労を多少なりとも理解したのであった。
 後でCRAFTの話題の際にも触れるつもりだが、昨今のクランバトル環境では、手動で”まともに”3凸決めることが出来れば(もちろん秘匿レベルのTLを、であるが)表彰台に入れるのではないだろうか。。。
 ともかく、この月はなんとか3位という結果で済んだものの、4位クラン(※)に所属している知人に”ラストランのうちがせめて表彰台入れるように手加減されました?”というような内容でDMを送ったほどの内容であった。
 今から思うと、このときに表彰台に対する関心が無くなってしまったように感じている。

(※)このクランは順位よりも快適さを重視するという話を聞いていたので、ことさら忖度があったのではないかと感じた

 実は、やこふぁん♪が解散を発表するよりも前に、クランを離れる意思を伝えていた。理由としては、VCに居られる時間が短くなった為に情報を得づらくなってしまっていたこと、新技術に対する意見が割れていたこと(※)、メンバーの層が変わり居心地が変わったこと、であった。なにより、隠居クランとして出発したもののやはり1位を求める雰囲気が強まるにつれて、Re:HDの完成された環境を思い出す自分に嫌気が差していたからであった。

※私個人として最終的には、使用の是非(心理的な葛藤)については、UB即発動モード(SET)が来るまでソルコン不正受給を人力でやり続けていた人をどう評価するか、と同じだと思い至っていた

 そうして応募したクランがCRAFTであった。
 HDに所属している時から、行きたいクランをいくつかメモしていたのだが、残っていたのはもはやここだけであった。

 微熱空間Re:actとREVOLUTIONには加入することが叶ったが、モバPプリコネ部・Straylight・ぶれらばっ!・舞妓どすどす・真剣ゼミ・かぷせるといは既に解散していた。とりわけ、かつて落とされたモバPプリコネ部とStraylightに対しては「いつか加入して見返してやる!」という強い気持ちがあり、モチベーションの原動力となっていたので、なかなか心残りに思っていた。

 CRAFTの10月は「SS目標で少しゆるめにやる」という方針だったので、活限が短い自分でも加入を認めてもらえたようである。
 師(如月さん)の知人が長く在籍しているクランであり、また、れーやんさんのツイートで”昭和の泥臭いクラバト”という文言があったところに関心を抱き続けていたクランであった。”泥臭い”という言葉は仕事上でも使われることがあるし、Blues好きにはたまらない。
 れーやんさんの進行からはその”泥臭さ”を感じることが出来たし、最上位でも通用するような秘匿TLもあり、熟練者も多く在籍していたこともあり、満足している。昔からこうやってクランバトルを楽しんできた人達なのだなと感じた。また、より上位を目指す若いクラメンも多数受け入れており、彼らの純粋な姿勢からは刺激をもらえた。オススメしたいクランである。

 さて、”ゆるめ”ということで、手動とは言い難いSETオートTLを採用していたり、キャラ育成の甘えが多く見られたものの、結果として10位(SSS)であった。喜ぶクラメンを横目に、私としては驚きとともに悲しさを感じていた。手動3凸しなくても取れてしまうのか…SSSに対する関心も失ってしまった瞬間であった。

 そうして、久々にTwitter上でクラン募集をした。

 募集ツイートに「活限:5-7時、23-25時頃」と書いたが、よくよく考えてみると、今年3月以降のクラバトではほぼこの程度しか時間が取れていなかったことに気付く。やはり今までアズにゃんさん(やこふぁん♪進行)にはとってもご配慮いただいていたのだなとしみじみ感謝した。
 逆に言うと、活限が短くても規定ダメージを出すことはできるので、今でも表彰台でやれるとこっそり思っていたのだが、時間以上にモチベがない。ダメコンして競いたいと思うような人たちも既にその多くが引退してしまっている。
 アタッカー不足という時代を招いてしまった要因の一つに、TL作成者及びその役割がもてはやされた為、相対的にアタッカーの価値が低く見做されてきたことが理由だと言えるのではないだろうか。本ノート第一部でも述べたが、ダメージを出すというのは30人全員が行わなければならない役割であり、TLの難化傾向・コロナ禍が明け始めてプレイヤーが減りつつある状況では、その存在価値もまた高めて補っていかなければならなかったのだろう。

第一部より

 アタッカーとして”まともに”3凸出来るよう振る舞う為には、トレモ3日・本戦5日はあまり長くはない。

 さて、クラン勧誘ツイートをしたところ、かなりの数のクランから勧誘を頂戴したし、いくつかは2-3回目のお誘いもあり、有難いかぎりだった。
 決め手となったのは、かつて一緒にクラバトをしたこともあり、たまにDMのやり取りをしていた( ´◔ ω◔`)さん。どんな快適さが待っているのか楽しみである。

 コロナ禍が収まりつつありゲームに割く時間と余裕がかなり減ってきている。オフ会にも時間の都合がつかずなかなか参加できていない。
 これまでの仲間とやり取りするのも気が引けていたので、Discordサーバーはひつじさん・たつきちゃん・ヴァッシュさんを残してそのほかは抜けてしまった。ムラ社会的な閉鎖空間に疲れてきていたのも理由だったのかもしれない(リアルで十分)。

 アドベンチャー(EX装備)というコンテンツは、性分に合わないこともあり垂れ流し状態である。魔攻関係の装備は必須になる予感がしているものの、おそらく頂上付近のクランくらいだろう。

 せめてアリーナくらいもう少し理解しようと思い、キャラを最強育成しようと考えていた矢先、なかなかのアップデートが発表されて、クラバト同様にあまり思い残すこともなさそうである。強いて言えば、せっかくアリガイのお作法を教えてもらったのに、三日と続かずに辞めてしまったことくらい。とはいえ、きちんと「サニーさんも悪い」と苦言を呈してくれた人たちのおかげで目を覚ましたということもあり、感謝してます苦笑

 これからしばらくは、第二部 序章で軽く触れた「楽して最高報酬を取る」クラバトを楽しんでみたい。気が向いたら最速目押しの練習や手動TLをなぞってみたりして、、、いつか来るであろう最終決戦の日までしばし眠りにつこうと思うこの頃である。


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