タロット語り⑤〜一流に見る皇帝の心〜
今回は【皇帝】の巻〜!
皇帝のカードは、その描かれてる皇帝というキャラが優先してしまって、読みがワンパターンになってしまうカードの一つでした。。。🥲
仕事の相談で出てくるとまだ解釈できるのですが、恋愛相談で登場されたりすると、ちょっと他のカードを引き直したくなる。。。😅
あまりにも“皇帝”と言う言葉が強過ぎて
解釈に広がりを持てずにいました。
昔の昭和頑固親父や、怖い生活指導の先生。
そんなイメージの皇帝。
去年の大河ドラマでは晩年の徳川家康が、
あえて、強い嫌われ役を請け負うことで、戦のない江戸時代の礎を築いていく姿が描かれていました。
皇帝のカードに秘められたメッセージは
現代社会において、見直さなければならない
大切な要素であり、価値なのかも🤔
最近、会社ではパワハラを恐れるあまりに新人を上司が叱れないと言う話をよく聞きます。
だけど、新入社員が一年くらいですぐ仕事を辞める理由に、あまりにも気を使われ過ぎて、叱られなさすきて、自己成長が見込めないと思うから、があるのだそう😅
なんと言うすれ違い!
ゆとりとか、悟りとか、Z世代とか、
昔と今は違うと言われていますが。。。
何かやりたいことをやり遂げるためには
絶対的な厳しさや、自律を教えてくれる存在もまた必要なのではないかな。
ちょうど皇帝を学んでいる時に
パリオリンピックが開催されていました。
その中で正に皇帝だなっと思った言葉を紹介したいと思います。
柔道で金メダル2連覇を達成した阿部一二三選手の言葉です。
もし思うような結果じゃなかったとしても
そこに向けてきた情熱やひたむきな努力は
決して無駄ではなく、人との出会いや絆が
次の夢を見つけてまた、そこへ向かう。
努力して、もし結果が伴わなくても
努力してきたことは無駄ではない。
というようなことを言っていらしました。
(確かご本人は金メダルを獲られていますが、兄妹での2連覇を掲げていらっしゃっいました。その妹の詩選手は2回戦で負けてしまい、その妹さんへ向けた言葉でもあったのかなと)
もちろんオリンピック選手なので、結果を求めていることは大前提であるとは思います。
でも、いくら頑張っても届かないことはあるもの。
だからこそ結果だけではなく、その過程にこそ価値がある!と言うことをもちゃんと身をもってわかってらっしゃるんだなーと。
おおう!まさに皇帝!
オリンピック選手や、一流のひとたちの言葉は
タロットのあのカードっぽいなと思う場面が最近増えてきました。
それだけタロットのメッセージって生きていく上で、夢を叶えていくために必要なメッセージが隠されているのだなと。
それもタロット占いが当たる一因なのでしょうか?
では、皇帝の巻。
だいぶ長くなりました。。。
最後にこのカードに合う嵐の一曲を!
嵐の曲にはオリンピックのテーマソングとして使われてる曲が多いのですが、この曲はソチオリンピックのテーマソングです。
ソチオリンピックといえば、浅田真央ちゃんを思い出します。
自身の悲願でもある金メダル。
それに挑んだショートプログラムでまさかの16位と出遅れた真央ちゃんの起死回生の伝説のフリープログラム。
フリープログラムでは自己ベストをたたき出して総合は6位。
前日の失敗に動揺する自分を律して演技に挑んだ姿は正に皇帝の心。