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男性に与え続けるということ

婚活をしていると「ドアを開けてくれなかった」とか「支払ってくれなかった」とか出来なかったことばかりに目が行って「この人じゃない」と見切りをつける人も多いと思う。

それって本当に正しい判断なのか?もしかするとあなたが幸せになれるチャンスを逃しているだけかもしれない。

夫との初めてのデートの日のレストランは私が予約をした。待合場所も時間も夫のことを考えながら私から提案した。

普通、男性側がリードするべきとか、デートに相応しい場所を予約してくれるかどうか見定めるとか、そんな「婚活の掟」みたいなものがにわかに存在するけれども私は夫が心地よくいてくれることを最優先にして行動した。

アメリカからわざわざ会いにきてくれているのに彼にお店を選ばせるのか?待合場所を考えさせるのか?そんなところで男の価値を決めつけるのではなく会って話して価値観を確かめながらお付き合いするかどうか決めたかった。

夫がアメリカに住んでいるからという理由もあるが、今の時代、インターネットに情報が溢れているこの時代に夫だって探すことは難しくない。私は率先してお店選びを名乗り出たわけだが夫からするとそんな女性はあまりいなかったという。まずここで私は「優先権」を得たのだ。

みんな「予約してもらいたい」「いい店を探してもらいたい」ととてもハードルが高い。けれどそれが本当に結婚する相手に必要なスキルなのか?よく考えてほしい。

夫が事業にとても忙しいことを知っていたし、お店の予約に彼の時間を割いて欲しくなかったので私が手配した。でもそれが結果として、ファーストインプレッションがかなり好印象だったことは間違いない。そんな気を遣ってくれる女性はいなかったし経営者の夫にとって必要な女性の要素でもあった。なんでもやってほしいという女性では将来、一緒に生活していくことは無理だと思ったのだろう。彼はそれほど暇ではない。

自分が事業に専念できること、それをサポートしてくれること。これらについては夫が婚活中に口にすることはなかったが、内心はそう思っていたという。驚くべきことに、そいういう女性を探していたというのだ。

今の時代に「女性は家庭を守る」なんて発言をしようものなら時代遅れと言われたり、あまり婚活市場の反応が良くなかったりする。けれど、それを言わずともわかってくれる女性、すなわち女性側が経営者の家系で育っているなど自分の事業や生活スタイルを理解してくれる女性が必要だったというのだ。

もし同じような境遇で生まれ育ち、結婚相手に事業を経営する相手を望む人がいるならば、自信を持って婚活を進めてほしい。あなたが幼少期に培ってきた感覚や家族感は必ず役に立つし唯一無二なのだ。誰も真似ようが出来ないアピールポイントにもなる。

ただ一つ、注意すべき点としては経営者の人たち相手に婚活をすること。そうでなければあなたのアピールポイントは全く役に立たないものとなる。この点についてはまた別の記事で書こうと思うので、もしフォローがまだな人はお忘れずに。通知を待ってもらえればと思う。


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