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アメリカの経営者の奥さんたち

週末はとてもありがたい経験ができた。


アメリカの経営者の奥さんたちに毎回お会いすると、人間的に素晴らしい方達だなぁと痛感することが多い。アメリカならではでご夫婦で仲良くさせてもらうことがほとんどだし、初回からそれぞれ夫婦の出逢いや生活などプライベートな話に至ることも頻繁にある。その度に私も英語で一生懸命会話をしていい時間を過ごしたいと思っているわけだが、私がお相手に思うのと同じように、おそらく私のことも「どんな人か」とジャッジされている感は否めない。いつも約束を終えて夫伝いに良い感想をもらえるとホッとしたりする。

経営者の大先輩のお家に泊まらせてもらって週末二日間に渡って英語のシャワーを浴び、その日の夕食は夫も兼ねてからお付き合いのあるこれまた経営者一家と七人で食事。さらに翌日は新しく就任された社長とのその奥様とのコーヒータイム。イベントが目白押しだ。

最後にお会いした方は最近までヨーロッパに住んでいらっしゃったことがあるというアメリカ人のご夫婦で、今までの経歴から抜擢されてこの土地に引っ越されてきたという。

今までに5回以上も居住地を変えて、その度に生活の立ち上げや子供の学校などやりくりをされていた奥様は素晴らしいし、尚且つ子供か四人もいるということでびっくりを通り越した。奥様も本当に気さくな方だった。

アメリカを離れて異国の地で様々な経験をされているからこそ、私みたいな移民の気持ちも理解してもらえて、それでいて大きな心で拙い英語も聞いてもらえる。相手の言葉を尊重しつつも話を引き出すのもうまい。話の切り替え方や相槌の打ち方に至るまで、初対面のコーヒータイムにも関わらずその場が和やかにスムーズに進んでいく様子が手に取るようにわかった。

後から聞くとその社長を抜擢した(インタビューをした)先輩夫婦は、奥さんを見て彼に決めたと言っても過言ではない、と言っていて驚いた。夫のキャリアの分かれ道にに「奥さん」の存在がついてくるのだ。奥さんの存在がどれだけ大切かわかってもらえるだろう。

もちろん、これはアメリカの話でオーナー企業だからこそできることかもしれない。インタビューは奥さんも同席し、先輩夫婦(奥さんも同席)して食事会が行われたという。日本と違いすぎてびっくりした。

夫婦の関係性や奥さんが夫に与える影響は偉大で、妻が夫のキャリア、事業の成功の一役を担っていることはこの記事でも綴ってきた。

素晴らしい経営者の下には素晴らしい奥さんがいて、優秀な人たちはそのまた優秀な人たちによって引き抜かれてコミュニティが出来上がっていく。また勉強になった一日だった。

アメリカでお互いの実家家族もおらず、アメリカ人の従業員を雇って孤高に頑張っています!ぜひ応援のいいね!押してもらえると嬉しいです。

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