樹木葬でも位牌って必要?まず位牌とは?
こんにちは☀
NPO法人大樹の輪の恵藤です!
今日は位牌についてお話させていただきます。
まず位牌とはどういった役割なのか、
位牌にはどんな種類があるのかについてお話します😊
■位牌とは?
簡単に言うと【故人様の魂の宿る場所】であり、礼拝の対象です。
札の表面に故人様の戒名や俗名、裏面に没年月日、享年を記した木の札のことを指します。
(浄土真宗では地域や寺院で差はありますが位牌は用いらず、
【過去帳】や【法妙軸】といったものが用いられます。)
■位牌の種類
位牌の中でも一般的に大きく分けた3つをご紹介します。
白木位牌(内位牌)
故人様が亡くなられた直後に作成する位牌です。
塗装などされていないそのままの木に戒名等が記載されます。
葬儀の際に準備し、祭壇に祀られ、ご葬儀後も中陰祭壇(忌明け法要までご遺骨を祀る祭壇)に安置されます。
あくまで49日を迎えるまでの仮の位牌として使用されます。
本位牌(塗位牌)
位牌と聞いたときに一番イメージされるのがこの本位牌ではないでしょうか。
49日を迎え忌明け法要を終えると魂は成仏し本位牌へ移ると考えられているため、故人様の魂が眠る大事な場所と考えてよいでしょう。(魂入れを行う)
本位牌は発注してから完成まで時間もかかるため49日に間に合うように準備が必要です。
寺位牌
自宅にある本位牌とは別に、お寺に安置するためのもの。
または、様々な事情で自宅に位牌が置けない方が供養をお願いして
おさめる位牌のことを指します。
■絶対に必要?
上記が位牌の役割、種類です。
結局のところ位牌は本当に必要なのか?
役割はわかったけど必ず用意するものなの?という話になりますね。
まず必須なのか、と問われれば必須ではありません。
それでも多くの方が位牌を故人様のために準備しています。
なぜでしょうか?
位牌は故人様の魂の居場所と考えられているため手元に残す形として最適だと考えられます。
頻繁にお墓参りに行けない場合も毎日身近で見守っていてもらえる、
故人様に毎日顔を見せられる、そんな安心感がありますよね。
樹木葬が選ばれる理由として【自然に還れる】という魅力がありますが、
位牌があればその利点と共に故人様が身近に在り続けていてくれるのです。
現代では生活スタイルに合わせ仏壇を持たない方、
コンパクトな仏壇を購入する方が多いですよね。
位牌は一般的にコンパクトなサイズですし、仏壇は無くても位牌を置くスペースさえあれば大丈夫です。
持っている意味・役割がとても大きいものであるため、
大切な故人様であればあるほど、すぐそばでお互いに見守れると安心できますね。
葬儀や仏具、お墓・・・もしものことがあった時考えなくてはならないことは沢山あります。
大切な人や自分自身が生前のうちに少しでも希望に沿った形で探しておけると気持ちにも余裕ができます。
大樹の輪でも随時ご相談を承りますので、”終活”について考えてみてはいかがでしょうか🧐
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