萌え断は分厚い
萌え断ってあるけれど、そういえば薄い萌え断って私は見たことない。
萌え断を見て、
萌え〜〜
となるのは口を大きく開けてかぶりつき、口いっぱいに美味しさが広がるところまで想定してこそであって、薄い断面がどれだけ繊細でも、そこに「萌え」は無いなのではないか。
と思ったのはなぜかというと、このサンドイッチを口いっぱい頬張っている時、それはそれは幸せだったから。ソースがとにかく美味しかったのか、食材が良いのか、併設ベーカリーで焼いてるというパンが美味しいのか。正解は分からないけれど、トーストされたパンの香ばしい香りが鼻を抜けて、口の中ではシャキシャキレタスやガリっとしたベーコン達が賑やかに主張し合っていた。
お天気が良くてポカポカした気持ちだったのもあったかもしれないけれど、終始、桜萌ゆ季節のように浮き足立っていたのでした。
(この日はウキウキでブラウスもピンクを着ていた)