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昔ながらの床屋さん 訪問介護士@オーストラリア

高齢の方が髪を切ったりブローをしてもらって髪を整えると、5才くらいグッと若く見えたり、素敵になります。これは高齢の方に限りませんが、高齢の方の場合は特に違いを感じます。

今日は、Sさんが奥様からそろそろ髪を切りなさいよ、とガミガミ言われて、床屋さんに連れて行くことになりました。Sさん行きつけの昔ながらの床屋さん、こういうところ、結構好きですね〜。レジも何年使ってるの!?というノスタルジックな代物、古びてるけれど味のあるポスター…。
髪を切った後に丁寧に髭も剃っていただきました。床屋さんって、世間話をしながら、どんどんニコニコになっていく…髪がキレイになるだけではく、心まで癒される場所だなぁといつも思います。

とは言え、加齢に伴い、外出すること自体大変になります。美容師さんに自宅に来てもらって髪を切る人もいますが、家という空間を離れて、違う場所(病院以外ね!)に行くことは、かなりのリフレッシュになり、元気になる要素がたくさんあります(新鮮な空気を吸える、普段とは違う人と話す機会を得る、少しの距離でも歩く=運動になるetc)。、だから、外出が大変になっても、定期的に慣れ親しんだ床屋さんや美容院に行くことを諦めないで!と言いたいです。そして、床屋さんや美容院に行くお手伝いをこれからもしたいなぁと、終わった後のクライアントさんの笑顔を見ていつも思うのです。
✳︎美容室って入り口や中に段差があったり、ドアが重かったり、高齢者が一人で行くは意外と大変な要素がいろいろあるところが多いんですよね…。

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