ポイント付与の方針が決まったようだが・・・

宅配便の再配達問題。
置き配やコンビニ受け取りだとポイントが付く方向で決まりそうらしい。
置き配、コンビニ受け取りならば、確かに再配達は防げる。
しかし、再配達を防ぐのに最もベストな受け取り方は、対面で受け取ることのはず。
置き配でただ玄関先に置くことは今も行われているけれど、盗難防止などの観点から、袋のようなものに入れたりする試みが行われようとしている。
ただこれでは、対面で受け渡すより、チャックを開け、袋に入れて、袋を閉める、という手間が配達員にかかる。
今も、コンビニ受け取りは行われているが、同様に、コンビニ受け取りでは、更にコンビニ店員の手を煩わせる機会が増える。
本質は再配達の削減で、これらは対面で受け取れない時の、第二の手段的な位置付けになるはず。
最初に書いたように、対面での受け渡しがベストなはずなのに、それにはポイントが付かないのはおかしい気がする。
余裕を持った配達にもポイントが付く方針らしいが、これは多分、対面での受け取りを想定している?のではないかと感じる。
タイトなスケジュールと余裕を持ったスケジュールの配達で、再配達率の因果関係がどれほどのものか分からないが、こういう考え方もできると思う。
翌日配達や最短配達を選ぶ人は、早く手に入れたい人が多いので確実に受け取りたいのではないだろうか。
かえって、配達日に余裕があると、「あっ、忘れてた!」となり、再配達になる可能性が増えるかもしれない。
ポイント付与というのは安直な考えに思えてならない。

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