雑記:デザインってなあに
Sunnyです。
昨日、デザインがどうとか話したんですが
そもそもデザインってなんだっていう話をしてなかったので、書いています。
デザインってなあに
広辞苑とかで定義されてはいるものの、実態としてはいろんな人が定義をしていますが
僕はデザインは
「①誰かのために②何かを③設計する④ツール」
だと思っています。以下、詳細に書いていきます。
①誰かのために
これは、バランスの問題でもあるんですが、自分以外の誰か(以下、相手と記述します)を中心としている必要があると思っています。
「自分がやりたいことと」「顕在的、潜在的問わず相手が望んでいること」っていう2つのもののバランスの問題かなと思っています。
現実はこんなにシンプルじゃないんですけど、自分がやりたいことベースではなくて、相手ベースであることっていうのが必要だと思います。
②何かを
これはシンプルで、プロダクトだったりサービスだったりアイディアだったり、モノやコトを相手に与えようということです。
これも届いてないといけないと思うので、しっかり相手に渡す/伝える必要があります。
③設計する
設計とは広辞苑によると
1 建造物の工事、機械の製造などに際し、対象物の構造・材料・製作法などの計画を図面に表すこと。
2 一般に、計画を立てること。また、その計画。
とのことです。
デザインって、設計と訳されることがあると思ってて、設計と聞く上の1のイメージが強いと思っていて
デザインと聞くとグラフィックとかの美しさみたいなイメージが強いと思っているんですが
僕が思う設計の定義でいうと、2の方がメインなんですよね。
というか、全部設計に入ると思うんですよね。
なので、僕は設計とは、上で取り上げた「2、何か」の計画を立てることをやその先で出るグラフィックも含め、「プロジェクトの上流下流問わず」「計画を立て」「その計画を進め」「その計画に従って制作・試作をすること」だと考えています。
で、適当にプロジェクトを取り上げます。
例えば、上の図みたいに、流れを考えることや、その先々で生まれる制作、その告知など、計画を完遂させるための行為が「設計」であるという考えです。
単純にグラフィックだけ(審美性とか可読性とか)をやることがデザインじゃないと思うって話です。
4、ツール
これもシンプルで、①誰かのためにってところとも関連するんですが、あくまでデザインはツールでしかなく手段であり、目的ではないと思います。
なので、あくまで、プロダクトだったりサービスだったりアイディアを相手に伝えるための手段である、とそういう手段と目的が入れ替わってはいけないと自戒しながら生きています。
おわりに
こんなような記事を2回連続でやってますが、理屈屋さんにはなりたくないので、次からは手を動かした話を書いていきたい。
ちなみに、次のボードゲームのアイデアもまとまってきているので、そのへんも発表していきたいです。
札幌出身、福岡育ち、東京住みのSunnyと申します。 働きながらボードゲームデザインをしています。いただいたご支援は、ボードゲームデザインに使わせていただきます。