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日常を彩る小さな挑戦


体調が少しずつ回復していく過程で、今まで出来なかったこととやりたいと思っていたことに挑戦してみたいという意欲が湧くようになりました。

挑戦と言ってもそんな大げさなものではなく、本当に小さな小さなことです。

写経にハマる

またまた渋いですね〜〜と声が飛んできそうですが(笑)、桜井識子さんの本に「写経は供養になる」と書いてあったのを読んで般若心経の写経を始めてみました。

写経はお寺でやる堅苦しいイメージがありましたが、今は郵送で用紙を送ってくれたり奉納までしてくれるお寺もあるので、静かな環境さえ確保できれば自宅でも取り組むことができます。私は郵送・自宅、筆ペンでスタートさせました。

般若心経は全部書ききるのに軽く1時間程度はかかります。集中して書く作業は意外と疲れますし、雑念や周りの騒音に負けじと筆を進める行為はまさに修行です。

慣れてくるとスラスラ書けるようになりますが、普段、スマホやPCに頼りきりで「書く」ことが遠のいていることもあり、難しい漢字を書くのに一苦労します。それでも終わったあとは不思議な安心感と達成感に包まれます。

いつか、お寺でもやってみたいですし、写仏もやってみたいと思っています。

9年ぶりのピアノ

社会人生活を送る中で、定期的に「音楽やりたい〜!」と思っていました。中高と音楽をしていたので楽器の演奏経験はあるのですが、普通の賃貸アパートは騒音でクレームが来るな・・ブランクがあるからもう無理かな、練習時間確保できないかな・・と思い諦めていました。

休職してからというもの実家に帰ることもあるのですが、実家には古いピアノがあります。「今ならできるかも」と思い立って楽譜を購入し、毎日少しずつ練習に励んでいます。

学生時代はよくピアノの伴奏を引き受け、学校から帰ってから何時間も練習したものです。何かを努力することって少なくなってしまっていたけれど、久しぶりにみずみずしい気持ちと感覚を思い出すことが出来ました。

1曲完成するにはまだまだ時間がかかりそうですが・・・。がんばります。

三編みとヘアアレンジ

体調が悪いとき、お化粧やヘアアレンジをすることはなかなかハードルが高く、すっぴん・頭ボサボサで過ごすことが多くなります。当然かもしれませんが、そこまで気が回らないんですよね。

でも、体調が良い時に少しお化粧やヘアアレンジしてみると、心が少しだけ「ルンッ」とすることに気付きました。

仕事をしているときは毎日決まったコスメで機械的にお化粧をして、髪も一つ縛りが多かったのですが、自分で「こうすると可愛いかな」「この色可愛いかも」と思いながら工夫していくことの楽しさに20代後半になって初めて気付いたのです。

そして、恥ずかしながら、私は今まで三編みをすることが出来ませんでした(涙)しかし、最近練習をしてできるようになったのです!三編みができると、ヘアアレンジの幅がグッと広がります。

新しいことを取り入れると、それだけで違う世界の扉が開かれたかのように心が踊ります。

私の小さな挑戦、いかがでしたでしょうか。(笑)

休職する前までは、「これ、やってみたい!」と心が囁いても、「まあ、そのうち出来ればいいか」と先延ばしにしていました。忙しない毎日を言い訳にして、小さな心のトキメキをあっという間に忘れ去ってしまう。

仕事や人間関係のあれこれで頭を悩ませたり、イライラモヤモヤの感情には大きく反応をするけれど、感動したり楽しんだり、そういう生きる上で大切なプラスの方向の心の動きが完全に止まっていたように思います。

「推し活」という言葉がありますが、推しがいる人をなんとなく羨ましく思っていました。熱中できるものがある人はうらやましい。自分は何も無いなと。

本当は、無いのではなく、気付いていない・見て見ぬふりをしていただけ。自分のコンフォートゾーンにどっぷり浸かり、新しい自分や他の世界を見に行くことを躊躇っていたのかもしれません。

新しい挑戦、楽しみ、熱中できること・・・(どんなに小さくても)こそ生活や人生を豊かにしてくれるのだと、改めて実感しました。

これからは大切に掬っていきたいと考えています。

それから、今やりたいことリストの一部は以下のような感じです。

  • 植物を買って育てたい

  • オラクルカードを再開したい

  • お茶を入れる急須セットが欲しい

  • 白湯、純欲メイクに挑戦してみたい

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みなさんも、自分の心のわくわくやキラキラを止めないでくださいね。

それでは、また。

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