靴への告白
靴を愛してやまない、この抑えきれない気持ちを本人に伝えたい。
上を向いて歩こうと坂本九さんは言ったが、たまには好きな靴を履いて下を向いて歩こう。
チラつかせるソックスとの相性を占うような朝。
靴に見惚れて立ち止まって #足元倶楽部 でシャッターを切りたくなる昼。
靴から束縛されてたような気分で、玄関に並べてあげる夜。
雨の日は少し心配して、白はなるべく止めておこう。
冬じゃないなら肌色が見えるサンダル一択で雨に勝つんだ。
今日はいつもより速く遠くまで走れそうなスニーカーでクラウンチングスタート。
カブトムシみたいなローファーで秋を終えそうな茶色の地面と音を鳴らして。
季節が変わる頃、新学期に書いた少し納得のいかない上履きの苗字を上書きしてみたり。
長靴を履けたラッキーな日には、いっそ雨をユラユラに入れて、やまない雨を味方に歩こう。
リクルートパンプス。上手くいかなかった帰り道には110円のビーサンでも買って脱ぎ捨てちゃいたい。
私の靴たちへ
毎日必ず違う今日になる。
だからできるだけあなたたちにも違う景色を見せてあげたい。
私と同じように。
いつも前向きでいてくれてありがとう。
あなたがあなただから、その道が楽しくなる。
「服への告白」も是非~