相続の刻(とき)

これといって意味はなく、
実家の引き出しをふと開けた今日。

中には、目の前に居る父、母の、
思い出つきの品が目白押し。

その上で、目を凝らすと
実は思い出各々が、
子供たる我が身とその下の子の
記念日にちなむものばかりだった。

この品物を
父母と一緒に過ごすこの今日に
観ることが出来た感謝の思い。

そのうえで、
これからの自らに生かせる書類もいくばくか。

特にいにしえの母からのクッキングノートは、
時代を超えて。
味付けは、
我が身でテイストを施し、
良い意味で
質の伴ったレプリカノートと
本質たるクッキングに勤しめればと
思いやる未来への絆になる、
今日(いま)は相続の刻。

幸の濃度に限らず、
この今日の施しをいただいた
すべてにまた感謝。

サポートにつきまして、ご一考いただいた上での参加、誠にありがとうございます。 サポート内容に対してより一層の記事・文面を作成し、精進してまいります。 今後ともよろしくお願いいたします。